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【日大アメフト部“悪質タックル”問題】「常務理事」職にこだわる内田前監督の、気になる年収は……?

「日テレNEWS24」より

 アメリカンフットボールの大学定期戦で関西学院大学の選手に悪質な反則タックルを仕掛けた日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督と井上奨コーチが23日、東京都千代田区の日本大学本部で会見を行った。

 内田監督は「反則タックル」を指示をしたかについて「指示はしていません」ときっぱりと否定し「ルールの中ですべて行うというのが基本で考えている。まさか、ああいうことになってしまったというのは正直、予想できませんでした」と、前日の選手当事者の発言を真っ向から否定した。

 会見の終盤に内田監督は「第三者委員会で調査いただくことになりました。常務理事の職を一時停止して謹慎し、大学のご判断にお任せします」と謹慎はするものの、大学幹部職の辞任はせず大学側に進退の判断を仰ぐとした。

 なぜここまで内田前監督は日大の「常務理事」職にこだわるのか。

「2020年に現在の田中英寿理事長が職を退き名誉理事長となり、内田氏が次の理事長になる予定です。これまで内田氏は寄付金集めなどで大学に大きく貢献してきました。田中現理事長は内田氏をいたく気に入り、そのおかげもあってトントン拍子に出世してきました。さらに、この一件さえなければ、次期理事長職が内定している状態なので、今のポジションを手放したくないのでしょう。現在の内田氏の年収2,000万円ほどといわれています。理事長職となれば3,500~4,500万円にもなるといわれているだけに、どんなことがあっても、今の職にしがみつき、嵐が過ぎ去るのを待ちたいといった状態でしょう。だから頑なに否定しているんですよ」(教育関係者)

 また日大側が内田氏を守る理由もあるという。

「内田氏がもし、常務理事を辞任することになれば、田中理事長体制の崩壊を招きかねない。そういう恐れがあるんです。それだけ、田中理事長現体制の重要事項を知り尽くしている人物なのです」(同)

 このまま世論の逆風に耐え切り、逃げ切ることができるのか。どこまでしぶとく否定し続けるか、見ものになってきた。

最終更新:2018/05/24 16:00
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