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テレビ朝日『陸海空』継続発表! “終了デマ”はスタッフの不満の現れだった?

テレビ朝日『陸海空 地球征服するなんて』番組公式サイトより

 かねてより一部報道で9月いっぱいでの打ち切りが報じられていた『陸海空 地球征服するなんて』(テレビ朝日系)の放送継続が発表された。18日の放送分ではMCを務めるバイきんぐの小峠英二が「ガセネタを誰が広めたのか……」と不満げな様子だった。

 人気バラエティ番組の終了説は、たびたび流れる。2018年3月に終了したフジテレビの長寿バラエティ番組『めちゃ×2イケてるっ!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』も、たびたび打ち切り説と否定説がせめぎ合ってきた。当然ながら情報の出どころはあるはずだが、どこから流れてくるのだろうか?

「こうした情報は番組の内部から流れてくる可能性が高いといえるでしょう。テレビ番組の制作はテレビ局の正社員よりも出入りの制作会社のスタッフやフリーの放送作家によって支えられています。彼らスタッフの番組作りの不満や要望が『打ち切り説』となって、外部のメディアに出てくるケースが多いのです」(業界関係者)

 だが、自分たちの番組がなくなってしまうと、食い扶持を失ってしまうことにもなるが、なぜスタッフたちは“打ち切り説”を流すのだろうか?

「『陸海空 地球征服するなんて』はもともと、深夜番組としてレギュラー放送がスタートしました。U字工事、バイきんぐ西村瑞樹、バッドナイス常田などの若手芸人の体を張った企画はもちろんのこと、顔面に染料を塗りたくった『ナスD』も名物キャラクターとして生まれました。ところがゴールデン進出後は、そうしたコアな要素がなくなり視聴者からの不満も続出していました。そうした不評は、スタッフの間でも共有されていたはずです」(同)

 つまり、「つまらない番組なら終わってしまえ」といった本音が吐露された形ということのようだ。今回は継続となっただけに、かつての勢いを取り戻してほしいものだが……。
(文=平田宏利)

最終更新:2018/08/24 13:00
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