“自殺未遂騒動”の柳楽優弥　自著の映画化作品で復帰へ？

『止まない雨』／SDP

　今夏に”自殺未遂騒動”を起こした若手俳優の柳楽優弥が、自身が書いた小説『止まない雨』を原作にした映画で復帰する可能性が高くなった。

「おそらく、この作品が復帰作になると思いますよ」(所属事務所関係者)

　04年に初主演した映画『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭で史上最年少の最優秀男優賞を受賞した柳楽。その後、1年に1本のペースで映画に主演するなどしていたが、今年に入ってプレッシャーのため、精神状態が芳しくなくなった。

「そんな状態のときに精神安定剤を大量に飲んで、救急車で運ばれたんで、”自殺未遂？”と騒がれたんです。実はそのころ、柳楽は初の小説にチャレンジしていたんです」(映画関係者)

　騒動後、テーマとあらすじを考え、新進作家の井上凛氏に手伝ってもらい初の小説『止まない雨』を上梓。所属の「スターダスト音楽出版」から出版した。

「その小説を柳楽がシナリオにして、映画化。主演で復帰という話が進んでます。事務所が、映画の製作と配給もやってますからね。救われましたよ」(知人の映画プロデューサー)

　『止まない雨』は、ドラッグに蝕まれた男性と病魔に苦しむ女性の純愛を描いたラブストーリー。柳楽がどんな演技を見せてくれるのか、注目である。

止まない雨 (単行本)

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