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トラブル連発!不良の格闘技大会

THE OUTSIDER第4戦 腕自慢の喧嘩屋同士がガチ勝負!(後編)

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前編はこちら

 12月20日に行われた不良の格闘技大会『THE OUTSIDER第4戦』。例によって日刊サイゾーは出場選手たちに突撃インタビューを試みているわけだが、今回ばかりは本気でヤバくなってきたかも……!?

os4_13.jpg“濱の狂犬”
黒石高大(神奈川県・22歳)
 VS 
“北区の鬼山賊”
小森信綱(東京都・26歳)

 会場が暴動寸前になったのが、この一戦。アウトサイダー常連選手の黒石は、過去の大会で2連敗し、その都度、応援団の乱入事件を巻き起こしている”お騒がせ男”。三度目の正直か、あるいは二度あることは三度あるのか──。ファンの注目を一身に集める中、今度は黒石、誰もが予想だにしなかった仰天行動に打って出た!

os4_14.jpg リングインするなり睨み合いでヒートアップ。まだゴングも鳴っていないのに、相手の小森の顔面にワンツーパンチを打ち込んでしまったのだ。無防備だった小森は、負傷しダウン。怒った小森のセコンドが黒石に詰め寄り、これに対抗する形で黒石の応援団がまたしてもリングに乱入。大会主催者の前田日明らが両者を必死になだめるも、ドサクサにまぎれて一部の観客までもが喧嘩に加わり、会場はしばし騒然。結果、試合は行われず、ノーコンテスト裁定と相成った。

「顔を近づけてメンチを切ったときに、相手の頭が頭突きみたいな感じで入ったんで、ついカッとなって……」というのが黒石の弁。

 騒ぎが一段落した後の、両選手の動きを追った。

 まず、小森。「俺、なんもしてねえ!」と連呼しながら、憤まんやるかたない表情で控え室に引き上げる。確かに何もしていない。試合もしていないし、頭突きをした覚えもないという。セコンド陣から「……まぁ、目立ったからいいじゃん」と慰められるが、ちっとも慰めになっていないようで、小森はやがて「俺、何しに来たんだ?」と言って頭を抱えた。

 一方、そのころ黒石は、第1回大会に出場した”カリスマアウトロー”こと谷山秀行氏に通路で説教されていた。「やっちゃったことはしょうがないけど、悪いことはちゃんと謝らないとダメ!」。そして、谷山氏に付き添われながら小森の控え室の扉を開ける。

 このあと黒石、いつものように肩で風を切りズカズカ歩み寄るものだから、一瞬、小森陣営に緊張が走った。が、黒石は小森の手前でピタリと止まると、深々と頭を下げて「すいませんでした!」と謝罪。両者握手で手打ちとなった。

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os4_16.jpg“渋谷連合・初代頭 喧嘩破壊黙示録カイジ”
平野海志(19歳・東京都)
“喧嘩破壊黙示録カイジ”──というキャッチフレーズはハッタリではなかった! この平野海志という男、弱冠19歳でありながら、これまで相当な修羅場をくぐってきたようだ。試合直後のインタビュー。

──今日の対戦相手は前々回大会でも活躍した空手歴8年の猛者でしたが、最後は力でねじ伏せましたね。

「KO狙ってたんですけど、手間取りました。喧嘩なら凶器を使えるけど、今日は手ぶらなので危なかったです」

──初出場の割に、場慣れしているように見えましたが。

「喧嘩ばっかしてるからじゃないですか。ちっちゃいころから」

──額が切れてますけど、それは今日の試合で?

「いや、これは2~3週間前にできた喧嘩の傷です。なんか千葉のほうの奴に喧嘩売られて」

──歩いていたら、ですか?

os4_17.jpg「いや、自分の噂を聞いたのか、急に電話がかかってきた。『おまえとケリつけたい』と。そいつは千葉で一番強い奴らしいです」

──どこで戦ったんですか?

「寺で」

──マンガみたいな話ですね(笑)。

「そんなこと、しょっちゅうです。ちなみにそんときは、負けそうになったから、『ちょっと服脱ぐからタンマ』と言って、相手を油断させてから襲って勝ちました」

──『カイジ』というより、『最強伝説黒沢』に出てきそうな話ですね。ところで「渋谷連合」というのは、どういう連合なんでしょう?

「チーマーとギャングと暴走族の連合ですね。自分は渋谷の白ギャンで、その連合では初代の頭です」

──元、ってことですよね?

「いや、ハタチで引退なんで、まだ現役です」

──ありがとうございました~!

 近くにいるのが恐ろしくなってきたので、早々に退散した。

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os4_19.jpg“アマ最強戦士 アウトサイダー殴り込み”
佐野哲也(26歳・静岡県)
 VS 
“第3回大会MVP 格闘彫師”
吉永啓之輔(25歳・栃木県)

 前田日明に「この5年ぐらい見た中で、プロの試合も含めて一番いい試合だった」と言わしめ、文句なしのベストバウト賞を獲得したのがこの一戦だ。初出場の佐野が、寝技の達人であり前回MVPでもある吉永を壮絶な殴り合いに誘い込み、なんと試合終了1秒前にTKO勝ち!この劇的な幕切れに、会場は”鳥肌総立ち”状態となり、しばらく拍手と歓声が鳴り止まなかった。

 激戦を制し、引き上げてきた佐野に話を聞いた。

os4_21.jpg──寝技には一切応じなかったのは、作戦ですか?

「はい! 吉永さんとの対戦が決まったときから決めていた作戦です」

──打ち合いには自信があった?

「あったはずなんですけど、僕のほうが打ち負けてましたね、たぶん」

──でも結果は勝利です。何が決め手だったと思いますか?

「”ラッキー”ですね。実は今日、来る途中にカーナビで、めざましテレビを見たんですよ。そしたら、占いが最下位だった。でも、ラッキーで勝てました」

──イケると思った瞬間は?

「ないです。最後の瞬間までないです。とりあえず殴り合っていこうと。そんだけでしたね」

──アウトサイダー初出場で、場の空気に飲まれたりは?

「不思議となかったですね。普段出ているアマチュアの大会のときは、前の日に緊張して寝れなかったりするんですけど、昨晩は7時間ぐらい寝れました」

 不良性はまったくない佐野だが、ここまで格好いい勝ち方をされたら、誰もが認めざるを得ない。会場では方々から握手攻めに遭っていた。不良だらけのアウトサイダーから、異色のニューヒーローが誕生だ。

 一方、アウトサイダー4戦目にして初黒星を喫した吉永だが、サバサバした表情で取材に応じてくれた。

os4_22.jpg──ナイスファイトでした。

「いや、勝たなくちゃダメでしょ」

──「打ち負けてたかも」と佐野選手は言ってます。

「言い訳ですけど、右の拳がダメだったんで。もうちょっとでしたね」

──試合で負けた経験は?

「あるよ、あるよ、何回もあるよ。たまたまアウトサイダーで勝ってただけ」

──佐野選手との再戦を希望しますか?

「相手は誰でもいいですよ。また頑張りますよ。負けたことで、もっと強くなっちゃうから」

 そう言って、記者の肩をポンと叩き、笑顔で立ち去った吉永。う~ん、負けても絵になる男だ。

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 次回アウトサイダーは来年3月15日(日)、両国国技館で映画『クローズZERO』とのコラボイベントという形で開催予定。キャパ1万超えの会場で大暴れしたい喧嘩自慢は、下記サイトに注目だ。1月5日(月)より選手募集が始まるぞ!
(文/岡林敬太)

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リングス公式サイト
http://www.rings.co.jp

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最終更新:2013/02/12 11:20
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