日刊サイゾー トップ > 芸能  > ウルフルズ活動休止の本当の理由

ウルフルズ活動休止の裏側でささやかれる「シビアなビジネス事情」

to-tasumatsumoto.jpg7月15日に発売されたトータス松本のソロアルバム
『FIRST』(ワーナーミュージック・ジャパン)

 ウルフルズが先日、無期限の活動休止を発表したことが、音楽業界内外に波紋を広げている。デビュー以来、ヒットにはさほど恵まれなかったものの、コンサートでは安定した観客動員を誇ってきたウルフルズ。息長く活動するタイプのバンドと見られていただけに、「なぜいま休止なのか」と失望の声も聞かれる。


 しかし、バンド事情に詳しいレコード会社関係者は「これは計画通りの休止劇ではないか」と指摘する。

「ウルフルズの所属事務所TAISUKEの森本社長は、ナニワ商人風の物腰で有名なやり手業界人です。ウルフルズや、同じく所属するBONNIE PINKはいずれもデビュー以来長く低迷していましたが、同社長の手腕もあり、結果的にはヒットに結びつきました。最近ではSuperflyなどの若手も育っている。ここでさらに、ウルフルズで唯一タレント性を持つトータス松本をソロでブレイクさせるために、事務所として周辺環境の一新を図ったのが、活動休止の真相ではないでしょうか」

 実際、ペプシのCMキャラクターに抜擢されるなど、最近、トータス松本をクローズアップする動きが目立っていた。また、今回の活動休止発表は、トータス松本のニューアルバム発売を間近に控え、ソロでの大型メディア露出が組まれたタイミングでのこと。やはりそこには、マーケティング的な戦略性を感じざるを得ない。

 一方、ベテランバンドが直面する「収入問題」を指摘するのは、別のマネジメント事務所関係者だ。

「ベテランバンドの場合、メンバー間の収入格差の調整が難しいのです。作詞や作曲を行っているメンバーは一定の印税収入が見込めますが、演奏だけしかしていないメンバーの場合、収入の多くは事務所から支払われる給料だけ。しかし、メンバーがある年齢以上になれば、相応の給料を払う必要が出てくるため、小さな事務所にとっては大きな負担となります。それよりも、バンドを解散して中心メンバーとだけ再契約を結び、必要に応じてスタジオミュージシャンを呼んだほうが、事務所にとってははるかに経済的なんです」

 いずれにしても、トータス松本以外のメンバーの生活が厳しくなるのは間違いなさそうだ。
(文=石山博美)

最終更新:2014/02/26 11:32

ウルフルズ活動休止の裏側でささやかれる「シビアなビジネス事情」のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

トップページへ
注目記事
  • facebook
  • twitter
  • feed
イチオシ企画

[月刊サイゾー×LINE LIVE]誌面掲載争奪オーディションを開催!

人気ライブ配信アプリと「月刊サイゾー」がコラボするオーディション企画開催中!
写真
特集

占い番組人気で、興味津々!?

予期しなかった恋愛が突然成就したりして、みんな占いの結果に興味津々?!
写真
人気連載

“箱の中身”が組み直すいくつかの関係

 テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週...…
写真
インタビュー

コント師・ロングコートダディ

ウルフルズが先日、無期限の活動休止を発表したことが、音楽業界内外に波紋を広げている。デビ...
写真