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「押尾学の次は誰だ!?」”自粛ムード”広がる音楽業界のクスリ事情

rave_image.jpg※画像はイメージです

 麻薬取締法違反容疑による押尾学逮捕事件が、音楽業界にも波紋を広げている。ここ数年、ラッパーの練マザファッカーが大麻取締法違反容疑で逮捕されるなど、ヒップホップやクラブミュージック界隈を中心にドラッグ問題が指摘されてきたが、ここにきて注目されているのは、ズバリ「音楽制作関係者の不祥事」だというのだ。

 約2年前、超大物女性シンガーAを担当していた有名ディレクター氏が、麻薬関連で逮捕される不祥事も起きている。

「日本レコード大賞の受賞式にも出たことのあるディレクター氏が07年末に突然失踪したと、音楽業界内で大いに話題となりました。翌年、同氏は失踪した状態のまま所属のレコード会社を退社していますが、実はクスリで逮捕・拘留されていたのが真相です。同氏はすでにフリーの音楽プロデューサーとして現場復帰しており、そのあたりが音楽業界の甘さなのですが……。いずれにしても、各社はこれを教訓に、社員教育を引き締めたといわれています」(レコード会社関係者)

 他方、レコード会社社員の中には、夏から秋にかけて全国各地で行われるレイヴパーティに参加する者も多い。そうしたパーティでは、LSDや大麻、覚せい剤(スピード)に手を染める不届き者も少なからず出てくる。現在のレイヴパーティの参加者の多くは30代の”小金持ち”であり、高価なドラッグを購入する資力も有している。「当局が本気で捜査を行ったら、有名レコード会社社員が多数つかまるのでは?」(前出の関係者)との懸念の声も聞かれる。

 なお、有名レイヴパーティ「S」の常連客だったのが、あの酒井法子だという。目撃者によれば「坐った目つきで、一心不乱に踊り続けていた」とのことで、いささか挙動に不審な点があったようだ。

 当局は近年、音楽にまつわる薬物事犯の検挙に力を注いでいるといわれる。クラブ周辺では”自粛ムード”が広がるが、「意外な盲点はロックバンド関係です。バンドマンにはハッパ好きが多いですから、誰か一人つかまれば、芋づる式に逮捕されかねない」(前出の関係者)との声もあり、今後の報道から目が離せない。
(文=石山博美)

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最終更新:2009/08/08 17:21
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