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「ソロが決定しても爆発力はイマイチ」柏木由紀“不発”の理由を、小泉元首相の参謀が解き明かす!?

yukirin.jpg清純派というか、地味。(撮影=後藤秀二)

 AKB48のメンバーとしては6人目となるソロデビューが決定し、先日は『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキングのゲストとして登場するなど、ますます注目が集まる柏木由紀。そんな彼女に、熱くて厳しいエールを送る人がいる。なんと、あの大物政治秘書官・飯島勲だ。

 飯島といえば、小泉純一郎の総理秘書官を務め、「小泉人気の仕掛け人」と呼ばれた“分析の達人”である。飯島は、今年2月に発売された著書『リーダーの掟』(プレジデント社)の中で、第3回選抜総選挙をきっかけに<最近、AKB48について真剣に考えることが多くなった>と告白。特に感心したことのひとつが、2011年、8位から3位に躍進した柏木由紀の存在だったらしい。選挙的な意味でなのか、それともよほど好みのタイプだったのか、<柏木さんは、「アイドル好き」を公言していると聞いた。ファンとの交流も怠らず、握手をするときもジッと目を見つめているのだという>と、小泉政権下で恐れられた情報力をこんなところでも発揮する。

 ただし、柏木が第3回総選挙で口にした「自分が、このAKB48の3位だなんて、本当に、恐れ多くて、劇場でも不安で」という謙虚な態度に対しては批判的だ。初選挙で当選したときから「いま総理大臣だったらどう振る舞うか」を意識していた小泉純一郎と比較した上で、<柏木さんは、アイドルとしては合格点だが、AKBのリーダーとしての意識は、まだまだ弱いといわざるを得ない>と叱咤。<ぜひ自分が1位になることを前提にした行動を心がけてほしい>とアドバイスを送っていた。

 この飯島の分析は、悪い意味で的中。今年行われた第4回選抜総選挙では、柏木は昨年と変わらず第3位という結果に終わった。実際は前田敦子が抜けたことを考えると、ランクをひとつ下げたと見るのが正しいだろう。だが、選挙結果発表時には「順位はひとつでも上げたいなと思っていたんですけど、それでも私にとって去年と同じ3位という数字はとてもうれしいです」と、相変わらず謙虚なコメントを残した柏木。飯島の熱いエールは届いていないようだ。

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