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プロ野球・阪神「年俸2億円でも……」不振の福留に忍び寄る“守備固めへの格下げ”

fukudome.jpg阪神タイガース オフィシャルサイトより

 今年、6年ぶりに日本球界に復帰した阪神の福留孝介外野手。5月末に左膝内側半月板のクリーニング手術を受け、8月15日にようやく戦線復帰したばかりだが、打率はいまだに1割台後半と不振が続く。2億近いとされる高額年俸の彼だが、球界関係者の間では守備固めへの“格下げ”は時間の問題とみられている。


「救いはチャンス時に長打が出ること。そもそも、過去に首位打者のタイトルを2度も獲得している男ですから、チャンスに強いし、実力があるのは十分理解できる。だからこそ、高額な年俸を払ってでもチームに呼んだ。ただ、手術後スタメン復帰していますが、1試合で1本ヒットが出るかどうかというところ。世代交代がテーマでもある阪神ですが、彼が本当に必要かどうか、微妙だと思う球界関係者は多いようです」(スポーツ紙プロ野球デスク)

 一方、福留不在時に急成長を遂げたのが、プロ8年目、25歳の今成亮太捕手だ。

「チームではキャッチャーで登録されていますが、基本的には打撃優先のため外野を守らせている。選球眼もよく、バットコントロールもいい左打者ということもあり、積極的に起用された結果、少しずつ実力がついてきたようです」(同)

 確かに2人を比較した場合、守備力と経験は完全に福留が圧勝。だが、将来的なことを考えると「先発出場は今成で、守備固めは福留」という流れがベストだ。

「福留が一軍に残れているのは、勝負強いバッティングができるから。これがなくなったら、ベンチを温める日は急激に増えると思われます」(同)

 どちらの選手も優勝に不可欠な戦力だけに、相乗効果が生まれそうなベストな起用法の模索は今後も続きそうだ。

最終更新:2013/08/27 21:00
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