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講談社的に大丈夫か? 悪ふざけでAKB48を徹底的にいじり倒す『巨悪学園』

オタクに”なるほど”面白い! オタクニュース・ポータル「おたぽる」より

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『巨悪学園』2巻(講談社)

 今、一番頭のおかしいマンガ雑誌はどれか? そう聞かれたら、しばらくはいろいろ考えるけれど、結局『「ネメシス」(講談社)だ』と答えると思う。

「ネメシス」は、キワキワすぎる実在タレントネタをぶち込んでくる風刺系ギャグ『ママはチャイドル!!』や、独特の絵柄で近未来の相撲SFという異端ジャンルを切り開いた『五大湖フルバースト』、童貞×ゾンビというB級そろい踏みの怪作『ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ ~童貞SOS~』など、ほかの雑誌ではまず間違いなく出てこないであろう作品を数多く生んでいる。

 そんななかでも、「いよいよキてるな」というのが、9月に最新2巻が発売された「巨悪学園」(講談社/長沢克泰うどん)だ。ストーリーは、金と権力で社会を裏から操る巨悪たちが集まる高校・私立巨悪学園に政府の特命を受けた新命龍明が潜入調査をかけるという頭の悪いものなのだが、まぁ、これがすごい。ヒゲを蓄え、黒服に囲まれて車いすに乗って生活する老人ふうの御前崎征士郎くんを始め、原哲夫のアシスタント経験のあるマンガ家・長沢克泰の手によるゴリゴリの劇画調で描かれた、悪の首領(ドン)といったキャラクターたちが次々と登場するが、実は彼らは全員16歳。誰がどう見ても老人であり、すでに成人病(生活習慣病)までわずらっているが、あくまで16歳。

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最終更新:2013/10/21 15:45
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