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そして、誰もいなくなった

「かつては強引に擁護していたが……」ボクシング亀田三兄弟とデイリースポーツ“完全決裂”のワケ

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 事実上の追放処分となっているプロボクシングの亀田ジムが、デイリースポーツ紙の記事に対し、抗議の内容証明を送っていたことが分かった。

 同紙の関係者によると「どの記事に対して抗議が来たかは明かせませんが、今回の処分を含めて、亀田兄弟の問題行動を指摘したもの」だという。同紙は、長く亀田兄弟の興行を後援してきた、いわばスポンサーのような立ち位置にあった新聞だけに、驚かされる事態だ。

 2006~07年には週1で亀田兄弟の特集ページ「週刊亀田新聞」を連載、07年10月に次男・大毅が内藤大助との試合で度重なる反則を行った騒動では、他紙の亀田批判記事とは真逆のトーンで「内藤のクリンチとバッティングに序盤からいらだちを隠せず、何度もレフェリーにアピールした」と、まるで内藤が反則を繰り返したから大毅が反則し返したかのような、強引な亀田擁護を展開していたほどだ。

 亀田兄弟に対するバックアップ姿勢は長男・興毅のデビュー当時からで、興毅がタイで修行したときには「チャンピオンクラスの選手とのスパーリングで圧倒していた」という記事を掲載。だが、これは後に現地のタイ選手たちから「まったくのウソだ」と否定する声が上がった。

「あくまで練習なのに、興毅が試合さながらのムキになった姿勢でやるものだから、タイ人が怒って本気でやり返した結果、興毅がかなりやられてしまった、と多くの人が証言していました」と前出関係者。当時、こうした記事を書いていたのはアマボクシング経験を持つ木村直樹記者だったというが「彼は個人的に亀田兄弟に入れ込んでいて、反則騒動で亀田に処分が下った際も、『内藤に処分はないのか?』という質問をして周囲のひんしゅくを買ったり、亀田批判を書いたフリーライターをにらみつけたりしていた」という。

 このように、当時のデイリーは会社としてだけでなく、熱狂的な亀田ファンとなった記者による過剰なまでの入れ込みぶりだったようだが、前出関係者によると「その後、木村記者は亀田兄弟への傾倒から、ついには会社を辞めて亀田ジムのスタッフに転身した」という。

「一時は試合でもセコンドについていたほどですが、実は少し前に辞めてしまったんですよ。木村記者が親しくしていた別の記者から聞いたところでは、自分よりずっと年下の三男・和毅から『ヨーグルト買ってこい』などと、使い走りのようなことをさせられていたことに我慢できなくなったそうです」(同)


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