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祝『すべらない』春日MVS! オードリーの“コンビそろった”トーク力は、どう培われたか

odori426dsdf8842.jpg『オードリーのオールナイトニッポン』より

 7月11日に放送された『人志松本のすべらない話』第29弾(フジテレビ系)で、オードリーの春日俊彰が、最もすべらなかった話に送られるMVSを獲得した。初出場にして初優勝の快挙を成し遂げたことになる。相方である若林も3回目の出場を果たしており、コンビそろっての出場は珍しい。

 春日は、溺愛する姪っ子の授業参観にまつわるエピソードを披露。その場で、前日に行ったキャバクラで出会った人と思わぬ再会をするまでを、じっくりと語り下ろした。

 春日といえば「トゥース」や「鬼瓦」などの一発ギャグのほか、最近ではボディビルや水泳など体を使った仕事も多い。しゃべりよりは肉体派の印象が強い芸人だ。

 しかし、オードリーはコンビそろってフリートークの名手であることは意外と知られていない。2人のトーク力を鍛え上げているのが、深夜ラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)だ。

「オードリーは2008年末の『M-1』で準優勝を果たし、ブレークします。ラジオは翌09年10月からレギュラーがスタート。番組の特徴は、2人がそれぞれフリートークのネタを持ち寄っていることですね。芸人コンビのラジオは、どちらかが聞き役に徹することも多いのですが、オードリーの場合、フリートークでも若林パート、春日パートが毎週あります」(放送作家)

 フリートークの内容はロケ先や旅行先で起きた出来事、ショーパブなど下積み時代の話、芸人仲間にまつわる話、中学高校の同級生である2人の共通の友人知人にまつわる身内話など多種多様だ。

「ラジオのフリートークのネタ探しのために、毎週行動を起こしているようなところもあります。いわば毎週自分たちにハードルを課して、乗り越えているような形です。素材をいかに広げるか、面白くするかという試行錯誤を通して、フリートーク力が鍛えられていったのかもしれません」(同)

 『オードリーのオールナイトニッポン』は時折、録音放送もあるものの、忙しいスケジュールを縫うようにして生放送が続けられている。盤石のトーク力は、土曜深夜に蓄積されているのだろう。
(文=平田宏利)

最終更新:2015/07/20 11:00
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