日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 押尾学の“お塩様”発言に再注目

押尾学の音楽活動再開で“お塩様”発言に再注目「カート・コバーンの生まれ変わり」!?

oshio0129

 元俳優の押尾学の音楽活動再開が話題だ。自身が率いるバンド「LIV」名義でライブイベントに出演。多くの女性ファンの黄色い声援で迎えられた。

 押尾学は2009年8月に、借りていたマンションで合成麻薬であるMDMAを服用し、一緒にいたホステスが死亡する、いわゆる押尾学事件が発生し逮捕起訴される。これを受け、結婚相手であった女優の矢田亜希子とは離婚した。


 麻薬使用に関しては執行猶予付きの判決が下されるも、ホステスの死亡に関しては保護責任者遺棄罪に問われ、懲役2年6月の実刑判決を受けている。12年2月に最高裁で実刑が確定し収監。14年12月に仮釈放となり出所している。週刊誌などの報道などによれば、支援者の元に身を寄せ、芸能界への復帰の意思はないとされた。だが、ここへ来てのライブ活動再開は前言撤回といったところか。

「押尾学は所属事務所は研音を経て、逮捕時はエイベックス・エンターテイメントでした。CDはベストアルバムを含む5枚の作品をリリースしており“俳優の片手間バンド”といった感じではありませんね。ただいずれも商業的なヒットにはつながっていません」(芸能関係者)

 実際、押尾学の音楽活動に関する数々の“ビッグマウス発言”は話題となり、ネットでは名言がまとめられ“お塩様”という呼称が誕生したほどだ。名言は音楽ネタに限らず、芸能界、女、ライフスタイルなど多方面に及ぶ。ただ、ほとんどがネット上の創作と言われている。

「“俺はカート・コバーンの生まれ変わり”であるとか“俺が奏でるのはギターと女”やら“ヒーロー不在の時代だから、俺への負担も自然とでかくなる”といった言葉が取り沙汰されましたね。ただ、言葉のインパクトが先行し、肝心の音楽性が語られなかったのはちょっと残念ですね」(同)

 押尾学は幼少期に8年間アメリカで過ごしており、ニルヴァーナやガンズ・アンド・ローゼスといった西海岸の音楽からの多大な影響を公言している。だが、音楽ジャーナリズムは押尾学の音楽性については絶賛も酷評もなく、黙殺というのが現状である。裸一貫の出直しでもあるのだろうし、今回の復活を機に、押尾学が奏でる“ロックンロール”に向き合ってみてはいかがだろうか。
(文=平田宏利)

最終更新:2016/01/29 20:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真