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今さら“激白”の裏にある事務所の思惑とは……ゲス乙女・川谷絵音が語る「ゲス不倫」への本音

guss031002「ロマンスがありあまる」(ワーナーミュージック・ジャパン)

 ロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音が、世間を騒がせたタレントのベッキーとの「ゲス不倫騒動」に関し、第一報を報じた「週刊文春」(文藝春秋)においてまさかの“激白”をした。

 川谷は、2日に行った渋谷のコンサートで「言っておくけど、オレ、好きで黙ってたわけじゃないから!」など、ファンに対し騒動に関する不満をぶちまけたとか。その後の「文春」の電話取材では「ネットとかの『謝れ、謝れ』みたいな、言う人たちに対して、僕もそうなんですけど、ベッキーさんもそうだと思うけど、何か違うんじゃないかなと思って」と、騒ぎ立てる世間に苦言を呈したそうだ。


 騒動も下火になってきた中での今回の激白。ネット上では「騒ぎが静まりだした頃にしゃべりだすクズ」「謝ってほしいんじゃない、消えてほしい」「今さらベラベラとどうした」と、呆れ果てたコメントが相次いでいる。

 騒動発覚から現在まで、とにもかくにも沈黙を貫いてきた川谷だが、ここへきてまた世間から責められるような行動に出るのは確かに疑問ではある。

 しかし、この川谷の首をかしげざるを得ない行動には、“このタイミングだからこそ”の意図があるのではないかというのが、記者の見解だ。

「不倫騒動で、ベッキーはCMやレギュラー出演の番組を失い、休養に追い込まれました。一方の川谷はといえば、騒動直後に発売されたゲス乙女のアルバムの売れ行きが非常によくなり、音楽番組への出演を継続するなど仕事への影響はまったくないどころか、むしろプラスの状況といえるでしょう。騒動が徐々に風化していく中で、川谷や事務所としても“もうひと稼ぎ”できると踏んでの今回の行動と考えると、妙にしっくりきますね。不倫を報じた『文春』でしゃべるあたりもセンセーショナルですし」(芸能記者)

 今回の不倫騒動によって、少なくともゲスの極み乙女。の名前が一般世間に深く浸透したのはまごうことなき事実ではあるだろう。それによって金銭的に得られたものも少なくないはずだ。CMの違約金や損害賠償などで揺れているという情報もあるベッキーと所属事務所であるサンミュージックとは、状況が180度異なる。

 川谷個人としては今回の騒動は忘れたいことなのかもしれないが、バンドとして、そして事務所の意志を考えれば、当分はこの騒動にあやかるのも、生きる道の一つではあるのかもしれない。

最終更新:2016/03/10 16:00
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