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前田敦子、大島優子の失敗を見て? 元SKE48・柴田阿弥、フリーアナ転身のしたたかさ

 8月にSKE48を卒業した柴田阿弥が、皆藤愛子や小林麻耶など、人気フリーアナウンサーを擁する芸能事務所セント・フォースに所属したことがわかった。

 2010年に4期生としてSKE48に加入した柴田だが、握手会での神対応が評価され、SKEでのシングル選抜経験がなかったにもかかわらず、AKB48選抜総選挙で10位台にランクインするなど話題になった。また、一昨年、昨年とAKBのシングル選抜入りも果たした。

 つまり、それなりの人気メンバーなのだが、そんな彼女が選んだ第2の道がフリーアナウンサーだった。

「その手があったか、と思いましたね。AKBを卒業すると、女優や歌手などに転じるケースが多いですが、ほとんどうまくいっていないのが現状。フリーアナウンサーは脇で番組をサポートする側に回ることが多く、これまでのように番組の主役というわけにはいきませんが、一定のニーズはある。柴田は神7のような人気メンバーではなかったので、あまりこだわりはないはず」(アイドル誌ライター)

 確かに、人気ツートップだった前田敦子と大島優子は卒業後、女優として活動するも、スケールダウンの感は否めないし、板野友美や篠田麻里子らに至っては泣かず飛ばずだ。存在感を示しているのは、人気メンバーではなかったにもかかわらず、女優として引っ張りだこの川栄李奈や秋元才加ぐらい。AKBを卒業しても、イバラの道なのだ。

「柴田の選択は、そうした現状を踏まえたものといえます。セント・フォースには元地方局のアナウンサーなど経験豊富なフリーアナが在籍する一方で、女子大生のキャスターやリポーターといった“フリーアナ初心者”も数多くいます。柴田も、名古屋の金城学院大学に通う現役女子大生。つまり、年齢的にも、キャリア上、まったく不利ではないんです。しかも、SKEで培った人気と知名度がある分、同年代のフリーアナよりも有利でしょう。そのあたりも見据えているはずで、地に足の着いた、非常に賢い選択だと思いますよ。成功する可能性は高いのでは」(同)

 AKBからフリーアナへの転身は初のケースとなるが、卒業後の成功モデルとして、柴田の第2のステージに期待がかかるところだ。

最終更新:2016/09/14 10:00
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