プロ野球・開幕1カ月で「テコ入れ」がささやかれる楽天イーグルスの“Xデー”
2018/05/10 22:30
#楽天 #プロ野球
あまりにも早すぎる「テコ入れ」だ。開幕から低迷するプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスが、開幕から1カ月でコーチ陣を配置転換。周囲は「次は誰が飛ばされるのか」と戦々恐々としている。
楽天が属するパ・リーグは現在、埼玉西武ライオンズが開幕から独走中。近年、リーグ優勝の常連だった福岡ソフトバンクホークスですら、大きく引き離そうとしているほどの強さだ。そんな西武と対照的なのが楽天だ。故・星野監督が率いた2013年に球団初のリーグ優勝&日本一に輝き国民的注目を集めたが、今年は開幕ダッシュに失敗してセパ12球団最速で20敗に到達。6日には早くも自力優勝の可能性が消滅している。
この状況に、球団も手を打っていないわけではない。4月30日に1軍コーチだった高須洋介、立石充男両コーチをファーム、育成のコーチにそれぞれ降格。栗原健太、真喜志康永両氏を昇格させた。
「プロ野球では常に“責任の所在”をはっきりさせる風潮が強く、今回も開幕から連敗が続いたのでその一環でしょう」(スポーツ紙プロ野球デスク)
だが、早くも現場では、次なる「Xデー」がいつなのかを探り始めている。梨田昌孝1軍監督の“更迭”あるいは“休養”だ。
「他のチームでもコーチ陣の配置転換の次に行われるのが、監督の進退です。楽天は三木谷オーナーの権力が圧倒的に強く、過去にもそれでムリのある解任人事が断行されたことのあるチームです。近いところで目安となるのは、5月末の交流戦開始前、6月中旬の交流戦終了時点での成績。上向いてなければメスが入ることは避けられないでしょうね」(同)
危険水域から脱するためには、まず2ケタある借金の完済が求められる。
最終更新:2018/05/10 22:30
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