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ファン歴11年の指ヲタが語る、異端児アイドル・指原莉乃が48Gトップに成り上がるまで~【前編】

そんな彼女がいかにして後輩に慕われるまでになったのか

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『HKT48 TeamH 1st stage「手をつなぎながら」』(AKS)

 HKTに移籍してからの莉乃ちゃんとも引き続き握手会などでは話をしていたのですが、“莉乃ちゃんが移籍したからHKTを見に行くということを私はあまりしてこなかった(グループを推すというよりも莉乃ちゃん個人を推すという感じだった)”ので、当時どういう状況だったのかは事実に基づいて推測することしかできませんが、初めて会う別グループの後輩とどうやって馴染むか、彼女なりに考えたんだと思います。

 プライドの高いメンバーでなくとも、総選挙で結果を出して、AKBのシングルでも選抜常連になっていた彼女がこれからのグループでこれからのメンバーを引っ張っていくにあたって、いろいろと悩んだことでしょう。

 例えば、当時チームHの公演は「手をつなぎながら」という姉妹グループSKE48のオリジナル公演をやる、いわば“おさがり公演”でした。自らオリジナル公演でのユニット曲を持っていて、ましてやセンターポジションを務めていた莉乃ちゃんが後輩グループの公演をやるということは、端から見れば「禊の一部」とも取れてしまいますが、おそらく莉乃ちゃんはそういう感情よりも、HKTというフィールドで今後どうしていこうか? どう盛り上げていこうか? ということを第一に考えていたのではないでしょうか。

 その頃の握手会でもなかなかHKTの現場に行かない私に対して「HKTおいでよ! 楽しいよ!」って誘ってきていたことも当時のレポに残っていたので、HKTでの活動にも自信はあったんだと思います。

 決してダンスが得意なわけでも、歌が得意なわけでもなかったのでHKTのメンバーに対して「姿勢」を見せることにきっと苦労した場面もあったかもしれないですが、莉乃ちゃんは基本的に優しいので、たとえメンバーに怒ることや指摘することがあったとしても相手が理解してくれるように伝えられていたはずです。

 そのような積み重ねがあってHKTのメンバーからの信頼を得るに至ったのではないかなぁと個人的には分析しています。握手会でも感じるくらい昔から人たらしな面が良い意味であるので、そういうところもプラスに働いたと思います。

 今の彼女のHKTでの存在感は、その頃からの積み重ねで得た努力や行動の賜物であって、自身の当時置かれていた立ち位置からその後の展望を考えることができていたからこその「今」だとも思うわけです。

後編へ続く/文=こうず)

 

最終更新:2019/04/15 10:21
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