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「ROCK IN JAPAN」中止に失望の声、怒れるミュージシャンたちへの批判に絶望感も

文=手山足実(てやま・あしみ)

「ROCK IN JAPAN」中止に失望の声、怒れるミュージシャンたちへの批判に絶望感もの画像1
ONE OK ROCK・TAKARADWIMPS・野田洋次郎King Gnu・井口理

 8月に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催される予定だった『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021』(以下、RIJ)が、茨城県医師会からの要請を受ける形で中止となった。今回の決定には、業界内外から失望の声も聞こえてくる。

 新型コロナウイルス感染拡大のなか、万全の感染対策のもと、例年より規模を小さくして開催する予定だったRIJ。しかし、開催地地元の医師会の突然の要請によって中止となってしまった。ある音楽関係者はこう話す。

「デルタ株の感染が広がっているという、新たな状況の中だったとはいえ、あまりにもタイミングが急すぎる。さらに五輪の開催はOKなのに、フェスはだめなのかというのも当然の疑問です。しかも、主催のロッキング・オンは今年5月に千葉で『JAPAN JAM』というフェスを開催しており、そこでクラスターを発生させなかったという実績もある。医師会が要請するのは仕方ないとしても、そこに対してNOを突きつけても良かったのではないかという意見の音楽関係者も多いです。

 ロッキング・オンだって、昨年からイベントは軒並み中止になっているし、雑誌も相変わらず出し続けていますが、そちらで利益を上げるのは難しい。ロッキング・オンの経営を心配する声も多いです」

 そんななか、ONE OK ROCKのTAKA、RADWIMPSの野田洋次郎、King Gnuの井口理などが、SNSでRIJ中止について言及。特にTAKAや野田は、中止となったことに対して怒りをあらわにしている。

「エンタメ業界は、感染対策にかなり熱心に取り組んでおり、これまで深刻なクラスターなども発生させていないにもかかわらず、悪者として扱われている現実がある。ミュージシャンたちが怒るのも当然です。一方で保守的なネットユーザーからは、発言したミュージシャンを批判するような声もあって、音楽業界的にはとてつもない絶望感を抱かざるを得ない。でも、だからこそミュージシャンがしっかりと意見を発信し、このおかしな現状を訴えていく必要もあると思います」(同)

 今回のRIJの大きな要因となった茨城県医師会に対するバッシングの動きもあるようだ。

「ごく一部の音楽ファンではありますが、茨城県医師会をピンポイント叩く流れがあるのも事実です。政府や自治体のコロナ対策を批判するというのではなく、医師会の人々への個人攻撃になりかねない雰囲気もある。抗議をするなら、正しい方法でやるべきなのですが、今回の中止決定はあまりにも理不尽であり、こうなってしまうのも仕方ない側面もある。一般の音楽ファンも相当、怒りが溜まっていますからね」(メディア関係者)

 もはや大爆発寸前といえるこの状況。このままではエンタメ業界全体が崩壊してしまうかもしれない。

 

手山足実(てやま・あしみ)

手山足実(てやま・あしみ)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

最終更新:2021/07/10 09:00

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