IMPACTors、“タキニ”の恩恵受け過ぎ!?　Snow Man・岩本照の振り付けでパフォーマンス映像公開の「優遇」ぶり

　ジャニーズJr.内ユニット「IMPACTors」が8月29日、新曲だという「Wildfire」のパフォーマンス映像をYouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル＋」で公開したが、他のグループのファンなどから「優遇されすぎでは？」との疑問の声が上がっているという。

　IMPACTorsは昨年10月に結成されたばかりの7人組グループ。ジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長が名付け親となっており、今年4月から6月に行われたSnow Manの主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO』への出演や、毎年夏に行われるジャニーズJr.のイベント『Summer Paradise』でも8月20日～8月30日のステージを担当するなど、数あるジャニーズJr.内ユニットの中でも異例のスピード出世ぶりで知られている。

　しかも、“デビュー前”の立場であるジャニーズJr.の楽曲にミュージックビデオ（MV）風の映像が制作されることは異例である上に、IMPACTorsの“MV”はこれが初めてではない。今年の1月11日に「ジャニーズJr.チャンネル」のサブチャンネルとして「ジャニーズJr.チャンネル＋」が開設された際には彼らのオリジナル楽曲「Top Of The World」のティーザー映像なるものが公開され、1週間後の1月18日に彼らが屋外で歌い踊るMV風のフル映像が登場した。

「この時も、IMPACTorsだけ贔屓されているのはと他のJr.グループのファンから批判されました。ジャニーズJr.のMV制作については昨年末、『ジャニーズJr.チャンネル』でTravis Japan、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者の5グループが競う『運動能力テスト』という企画が行われ、優勝したHiHi Jetsに『MV撮影権』が与えられたのですが、そこに参加していなかったIMPACTorsが一足先にMVを出したために、他のグループのファンの不満が噴出したのです」（アイドル誌記者）

　HiHi Jetsは8月18日になってオリジナル曲「Eyes of the future」のMVが公開され、ようやく初めてのMVを発表できた。しかし、それから2週間と経たないうちにIMPACTorsは「2本目」を公開したわけだ。

「今回のパフォーマンス動画は、『Summer Paradise』が開催されたTOKYO DOME CITY HALLのステージで撮影されたものと見られます。いわばライブ映像的な内容ですが、新衣装を身にまとったメンバーがゴージャスな照明やスモークの中でクールに踊っており、前回よりも映像のクオリティが上がっています。またこの新曲『Wildfire』の振り付けはSnow Manの岩本照さんが担当したそうで、動画には『#岩本照振付』のハッシュタグがありました。なぜかそのタグは後で削除されていますが……『Snow Manを利用しないで』といった声も一部で上がっていたので、そのためかもしれません」（同上）

　Snow Manといえば『滝沢歌舞伎』を受け継ぐなど、滝沢副社長とは特に関わりの深いグループ。そのメンバーが、滝沢副社長自ら命名した新グループの振り付けに関わっているという構図も、ひんしゅくを買っているようだ。

「滝沢さんが特にプッシュしているように見えるタレントやグループは『タキニ』（滝沢のお気に入り）と揶揄されていますが、“タキニの筆頭”と言われているのがSnow Man、そしてIMPACTorsなんです。そのため何かと批判されがちですが、しかしSnow Manはシングル3作連続でミリオンヒットとなり、ファンクラブ会員数は今年8月で50万人を突破したとされるなど、ジャニーズの中でも圧倒的な人気を誇っています。IMPACTorsも批判の声は気にせず、むしろチャンスと思って邁進してほしいですね」（同上）

　数あるジャニーズJr.ユニットの中でも特に期待を背負っているであろうIMPACTors。恵まれた環境に感謝しつつ、Snow Manをお手本に、デビューを目指して頑張ってほしい。