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ビートたけし、坂上忍の番組降板がテレビ業界にもたらす「最大の功績」とは?

文=大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

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ビートたけし(写真/GettyImagesより)

 若者のテレビ離れが叫ばれて久しいが、いよいよ大御所の顔色をうかがっている余裕もなくなってきたようだ。

 フジテレビは12月13日、坂上忍が総合MCを務める同局昼の情報番組『バイキングMORE』を2022年3月をもって終了すると発表した。

「坂上は『2年ほど前から、どこかで区切りをつけなくてはと思い始めた。動物保護は片手間ではできない。このタイミングが番組を卒業する区切りとしては、ベストなのではないかとお願いした』と、自ら降板を申し出たことを明かしました。しかし、毒舌キャラが視聴者、スポンサー、局上層部、そしてスタッフにもウケが悪かったのは否めない。同じ毒舌系タレントだった有吉弘行やマツコが芸風をマイルドに変えたのに対し、坂上は方向転換できなかったことで居場所を失っていった印象です」(テレビ関係者)

 坂上に続いて、ビートたけしも『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)の司会を来年3月で降板することを発表。その理由について「生放送の22時からは体がきつくて、自分の都合で辞めるだけ」と説明している。

「たけしは他のレギュラー番組も徐々に減らしていくつもりであることを示唆していましたが、どれだけ取り繕っても『リストラ』なのは間違いない。BIG3の一角である明石家さんまは18日のラジオ番組で、大物司会者の相次ぐ番組卒業について『製作費の問題でできないっていう人もいるし、今の芸能界、テレビ界は大変やからね』とコメントしていました。この発言からもわかる通り、さんまは今の厳しい状況を十分に理解しており、ギャラの減額を飲むことで出演を続けているんです。一方のたけしは、事務所を取り仕切っている再婚相手がギャラの値下げに応じないばかりか、逆にアップを要求していたといいますから、どの局も“そろそろ”というモードになっていました」(制作会社スタッフ)

 しかし、坂上やたけしの降板は「コスト削減」以上に良い面もありそうだという。前出のテレビ関係者が明かす。

「『バイキングMORE』はネットニュースになりやすい過激な議論を売りにしていましたが、そのぶん放送後の苦情対応なども大変だったようです。その反動もあってか、後番組はTBSの『ラヴィット!』と日テレの『ヒルナンデス!』の中間くらいのユルい内容になるようです。となれば、ギャラがリーズナブルな若手芸人たちにはチャンス到来。吉本興業、松竹芸能、人力舎といった有力事務所が珍しくフジの編成に売り込みに来ています」

 一方、たけしの場合はどうか。

「TBS以外の局でも『たけし切り』シフトが着々と進められています。タレントだけでなく、“たけし=神”というベテランスタッフはリストラされ、全盛期を知らない若いスタッフへの切り替えが進んでいるようです。しがらみのない30代のスタッフなら『視聴率が悪いので』の一言で済みますからね。彼らにとって上が一掃されたのはたけしサマサマでしょう」(前出・テレビ関係者)

 来年、テレビ業界の若返りが一気に加速するとしたら、大御所2人の降板において「最大の功績」となりそうだ。

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

最終更新:2021/12/23 11:00

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