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有岡大貴の“磯ヶ谷”、『インビジブル』最終回を揺らすキーマンになるか?

文=東海林かな(しょうじ・かな)

有岡大貴の“磯ヶ谷”、『インビジブル』最終回を揺らすキーマンになるか?の画像
捜査一課の磯ヶ谷潔(有岡大貴)と五十嵐夏樹(堀田茜)|ドラマ公式サイトより)

 TBS系金曜ドラマ『インビジブル』が今夜22時に最終回を迎える。

 高橋一生と柴咲コウという人気・実力ともに申し分ない二人が、刑事と犯罪者という正反対の立場にありながら異色のバディを組むことではじまったこのドラマ。最終話直前となる第9話では、「インビジブル」の内通者として警察内部に潜み、クリミナルズ(凶悪犯罪者)のなかでもひときわ凶悪な「リーパー」の正体が監察官の猿渡(桐谷健太)であったことが明らかになり、硬派な仮面の下に孕んだ狂気が表出する演技には大きな支持が集まっていた。

 視聴者たちが予想してきた猿渡以外の「内通者候補」はいずれもシロとなりそうだが、そうなると物足りなくなってくるのが、見せ場の少なかった登場人物たちである。その一人が、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)が演じる捜査一課の警部補・磯ヶ谷潔だろう。

 正確に言えば、磯ヶ谷の見せ場がなかったわけではない。ストーリーが走り出して間もない第3話、自分のミスで新たな被害者を増やしてしまった磯ヶ谷は、それまで反発していた志村(高橋一生)と組んで、通称「演出家」のクリミナルズの逮捕劇を繰り広げていた。公式サイトのプロフィールで「尊敬する猿渡と衝突する志村のことを敵視している」という設定のある磯ヶ谷の態度が変化するだけでなく、演出家(要潤)との格闘などアクションシーンも盛り込まれており、脇役の掘り下げが少ない『インビジブル』の中では破格の待遇だった。しかし当時はまだキャラクターへの解像度が低く、第3話で磯ヶ谷の“成長”を描くのは「やや早すぎるのでは?」と思われる感想が散見されていた。

 そして以降、磯ヶ谷はこれといった見せ場がないままだ。このままドラマは終わってしまうのか。しかし、最終回での活躍に期待する声も出ている。あらすじによれば、捜査一課の課長代理を務める猿渡は、すべてを志村とキリコ(柴咲コウ)の仕業だと捜査一課の面々に説明し、志村捕獲に乗り出す。予告ではそんな猿渡の指示に対し、「俺たちは何を信じればいいんですか」と迷う磯ヶ谷のつぶやきが。ドラマが問いかける「本当の『正義』とは」という難題とリンクしたセリフにも思える。

 また、あらすじの場面写真には磯ヶ谷が銃口を向ける姿も。SNSでは「志村さんによって変わっていく磯ヶ谷くん(中略)がもっと見たかった」「尊敬する猿渡さんがリーパーだと知って衝撃をどう克服するのか」など、磯ヶ谷の活躍や、猿渡へ羨望の眼差しを向けていた磯ヶ谷だからこそ担える役割があるのではと期待する視聴者も多いが、何らかの活躍は見せてくれそうだ。

 凶悪犯罪者でありながら警察権力を持ち合わせる猿渡の手により、絶体絶命のピンチに陥ってしまう志村たち。磯ヶ谷はそれを救うキーマンとなるのか。若く可能性を秘めた彼の成長ストーリーも、最後までしっかりと見届けていきたい。

■番組情報
金曜ドラマ『インビジブル』
TBS系毎週金曜22時~
出演:高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、堀田茜、谷恭介、大野いと、平埜生成、板垣李光人、西村元貴、結城モエ、田中真琴、村井良大、酒向芳、原田泰造、桐谷健太
脚本:いずみ吉紘、槌谷健、香坂隆史
主題歌:「Tiny World」Dragon Ash(Victor/MOB SQUAD)
音楽:得田真裕
プロデューサー:佐藤敦司、浅野敦也
編成:東仲恵吾、佐藤美紀
演出:竹村謙太郎、棚澤孝義、泉正英
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/invisible_tbs

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東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2022/06/17 19:00

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