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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 堂本光一「自由の履き違え」発言の先見の明

堂本光一の「予言」的中? WEST.中間淳太の「炎上対策を拒絶」報道で再評価

中間淳太

 炎上騒動を連発したWEST.の中間淳太が、関係者からSNSの使い方などの改善を提案されるも「自分のスタンスを変える気はない」と断り、事態を悪化させていたと報じられた。これを受けて、KinKi Kidsの堂本光一の「ある発言」が再評価されているようだ。

 中間は6月上旬、自身も含めたWEST.のメンバーたちが女性とみられるライブスタッフとの親密な様子をSNSで公開していたことに「距離感を考えて」「ファンが嫌な気持ちになる」と批判が起きていたことについて、SNSなどで謝罪。

 しかし、「スタッフさんは我々がハードスケジュールの中でも、少しでも楽しませようという気持ちでああいったことをやってくれてると思うんです」などとスタッフをかばったり、ファンに対して「私が何よりも大切に思ってるのはあなたたちです。その気持ちが伝わってないのなら寂しいですが、そう思ってもらえるように引き続き頑張ります」と “理解不足”を責めたりするような文面だったことで火に油を注ぎ、炎上してしまった。

 24日付の「女性自身」WEB版(光文社)によると、炎上を受けてSNSにおけるリテラシーや向き合い方などについて関係者と話し合う場があり、「投稿前に第三者がチェックする」といった改善案が出されたが、中間は「自分のスタンスを変える気はない」と突っぱねたという。

 ところが、今月15日に再び炎上。「ぼーっと車窓を眺めてたら、ミッキーマウスみたいなポストを発見できて元気でた」とつづり、赤い郵便ポストを撮影した写真を投稿したのだが、一般人宅のポストとみられる上に場所を特定されかねない写真だったため、批判が続出した。中間は画像を削除した上で、「該当写真の所有者様には謝罪のご連絡をさせていただき、投稿も削除させていただきました。深く反省しております。大変失礼いたしました」と謝罪した。

 もし先述の記事にあった「第三者による事前チェック」を受け入れていれば、これは防げた炎上だったかもしれない。

 こうした状況を受けて、堂本光一の発言が再注目されている。光一は3月に出演したトーク番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、事務所の体制が大きく変わったことについて「ひとつ心配なのは……」と切り出し、「タレントひとりひとりが、昔だったら『ああいうことやりたい』って言っても(事務所が)『ダメだ』『ダメダメ』っていうことがあったんですけど、今はそういうことが一切ないんですよ」と現状を説明。

 その上で「そういう意味では『自由の履き違え』が起きなきゃいいなっていうのは、すごく思いますね、後輩に対して」と苦言を呈した。光一は旧ジャニーズ時代、事務所と掛け合って個人のInstagramの開設許可を得るなど「意味のない慣例」を取っ払う姿勢を見せていたが、それと同時に「必要な縛りもある」という考え方のようだ。

 当時からこの発言はファンを感心させていたが、中間の炎上と「関係者からの改善案を断った」という報道を受け、ネット上では「光一くんの心配が的中した」「中間の炎上は『自由の履き違え』そのもの」「アイドルの場合は何でも自由なのがいいわけじゃなく、事務所の管理がある程度必要」といった声が噴出している。

 中間に限らず、最近は旧ジャニーズ系タレントの炎上が相次いでいる。旧ジャニーズの後継事務所「STARTO ENTERTAINMENT」は放任主義を示しているが、このままでは光一が危惧した「自由の履き違え」が今後も多発する恐れがありそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/06/25 18:00
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