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異国情緒の中で夏バテ解消!ブルガリア料理店の大いなる使命

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 食欲減退気味の夏バテのカラダにぴったりな、特に女性に人気の料理があるという。訪ねたのは、東京・汐留にある「ソフィア」。昨年4月にオープンした日本で唯一のブルガリア料理の店で、店内には民族衣装や民芸品(や同国出身の琴欧州のパネル)などが飾られ「ブルガリアよりも、ブルガリアらしい」とブルガリア人にも好評だそうだ。同店の松本裕司オーナーお勧めの、夏向けメニューをいただいた。


 ブルガリアといえば……そう、(琴欧州と)ヨーグルト! ここでも、ヨーグルトを使ったメニューが多いようだ。まずは冷製スープ。あっさりとした酸っぱさ。ニンニク、クルミの香ばしさも食欲をそそる。ポーチドエッグは、酸味や辛味が絡み合った複雑でクセになる味で、卵3つを軽く完食。メインの子羊の香草焼きも併せて、スタミナ度は満点だ。どれも美味でヘルシーゆえ人気なのは納得だが、それにしてもなぜブルガリア料理店を開こうと?

「複数の飲食店を経営している私の元に、ブルガリア大使館から強い要請があったんですよ。自国の文化を日本に広める活動を、まずは食を通して行いたいと。国際交流の一端を担えれば、幸せですね」(松本オーナー)

 おお、そんなにドデカイ使命が……来年には、同国大統領が来店予定だとか。確かに独特な雰囲気を持つ店内で、奥深い料理を食すれば、ブルガリアのことをもっと知りたくなる。質問があれば、日本語も流暢なブルガリア人の店員さんに聞いちゃおう。夏バテ解消と異国探索を一石二鳥で楽しめるオイシイ店なのでした。(杉野裕美/「サイゾー」9月号より)

ブルガリアンダイニング「ソフィア」 
住所/東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留B2 TEL/03-3571-0141 営業時間/11時30分~23時(土日祝・11時~22時)年中無休/毎週金曜には民族楽器の演奏もある。週末は、予約してから行くのが賢明のようだ。

最終更新:2008/06/06 16:32
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