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男子諸君に朗報? “冤罪”防止グッズ「携帯用吊り革」誕生!

20071228_tsurikawa.jpg吊り革は廃車になった電車やバスから流用している

 40万人という日本一の購読者数を誇るカタログ誌「通販生活」(カタログハウス)。その07年秋冬号にて、衝撃的な商品が表紙を飾っている。「これだからボクはやっていない。」という見出しの下、紹介されているのは「携帯用吊り革」(税込525円)。電車で痴漢に間違われないため、頭上にかざす“痴漢冤罪防止グッズ”だ!

20071228_tsurikawa2.jpg『通販生活』2007年秋冬号

 同誌では、ときたまこういったユニークな商品が紹介されており、過去にも「スイカ専用保冷庫」(07年夏号)や「ヨン様変身グッズ」(04年秋号)などが誌面を賑わせていた。今回「携帯用吊り革」を取り上げた経緯を、新商品開発部の山川千秋さんは次のように語る。

「痴漢冤罪を防ぐ方法を調べていたら、『ドア付近や車両の隅に立たない』『吊り革・手すりは両手で持つ』といったことが挙げられていました。でも、ラッシュ時には吊り革のない場所に追いやられることもありますよね。そこで『自分で吊り革を携帯すればいい』と閃きまして、吊り革を販売している業者を見つけ、紹介することにしました」

 女子たちに女性専用車両が作られたように、僕ら男子にも「これだからボクはやっていない」と胸を張って言える武器が必要なのかも。ということで、さっそく注文しようと業者に連絡してみると、なんと売り切れ! 50本あった在庫は、「通販生活」で紹介されると、瞬く間に完売してしまったらしい。吊り部分がもっと長いタイプ(税込735円)ならあるというので、仕方なくそちらを注文したのだが、痴漢冤罪におびえる男子の多さを、あらためて実感した次第である。          
(安田明洋/verb)

『通販生活』(2007年秋冬号)
携帯用吊り革が紹介されている巻頭特集から冷えの徹底対策まで、豊富な内容はカタログ誌の域を超えた充実度。発行/カタログハウス 価格/180円(税込)

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最終更新:2008/01/16 20:52
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