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「マックス松浦にヘコヘコ!?」EXILEのリーダーHIRO”経営術”の実態

exile.jpg 『愛すべき未来へ』
エイベックス・エンタテインメント

 EXILEの最新アルバム『愛すべき未来へ』が12月2日に発売され、初日で100万枚出荷を達成したと各メディアが報じている。メンバーが14人になって初の作品ということもあり、増員を果たしたEXILE軍団の”サクセスストーリー”として語られるケースも増えそうだ。

 実際に最近のメディアでは、アーティストというよりも、成功したビジネス例としてEXILEを取り上げられることが多い。リーダーのHIROを所属事務所LDHの社長として取り上げたインタビュー記事も目に付くが、その内容の多くは精神論や人生論に終始しており、「本当に経営者なのか?」と疑問符がつくのも事実だ。

「HIROさんは、”社長”としてEXILEのメンバーからの信頼が厚いのは事実ですが、LDHの経営にはほとんどタッチしていません。実際の経営を切り盛りしているのは、モデル・タレントのマネジメント歴の長い番頭格のA氏です。また、EXILEのメンバー増員などの重大な決定には、必ずエイベックスの松浦社長が深くかかわっています」(音楽関係者)

 松浦社長とHIROの親交は25年に及び、当初はレコード屋店長となじみの客という関係だった。その後、松浦社長はHIROの苦境を何度も救い、「HIROは今でも松浦社長イチの子分」との見方が有力だ。EXILEのコンサートの打ち上げに立ち会ったイベント関係者は「松浦社長がHIROをからかい、HIROがヘコへコしている場面を見た」と証言する。EXILEのリーダーも、恩人の前ではパシリ体質が抜けないようだ。

 一方、EXILEはエイベックスの売上げ面の屋台骨を担うアーティスト。最近では、度重なるベスト盤発売や、決算期近くのリリース攻勢など、同社に利益をもたらす形での活動ぶりが目立つ。「浜崎あゆみ、大塚愛といった大物アーティストが売り上げを減らす中、エイベックスにおける”EXILE依存度”はさらに高まっています。14人の増員や、続々と発表される新プロジェクトも、エイベックスの利益を支えるために、松浦社長の”肝いり”で行われている面が大きいのです」(前出・関係者)

 苦労人として知られ、ようやく掴んだ成功を謳歌しているように見えるEXILEのリーダーHIRO。メンバーに熱っぽい人生を語る一方、恩人からのプレッシャーに眠れぬ夜を過ごすこともありそうだ。
(文=石山博美)

愛すべき未来へ

オラオラ系兄ちゃん、増えてます。

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最終更新:2009/12/05 08:00
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