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潜在意識に潜入せよ! 最高難度のミッションに立ち向かう『インセプション』



inception.jpg
(c)2010 Warner Bros. Entertainment Inc.

 映画はDVDかテレビで観ればいいと思っている人にも、映画館の大スクリーンで観てほしい、この夏最高の映像エンタテインメントがやって来る。クリストファー・ノーラン監督(『ダークナイト』)、レオナルド・ディカプリオ主演のSFアクション大作『インセプション』(7月23日公開)。グイグイ引き込まれるスリリングなストーリー展開に、トリップ感さえ覚える驚異の映像の数々。知的な興奮と視覚的な快楽を同時に味わえる、お得感いっぱいの作品だ。

 『メメント』(00)で米アカデミー賞にノミネートされたノーラン監督が、今作でもオリジナル脚本を執筆。人が眠っている間に夢(潜在意識)に侵入し、他人のアイデアを盗む特殊技術の専門家コブは、共に夢の世界を過ごした妻を失い、国際指名手配犯となったせいで2人の子どもとも会えなくなる。そのコブに、大物実業家のサイトーがある仕事を依頼し、成功すれば犯罪履歴を消して子どもが待つアメリカに帰れるようにすると約束。その仕事とは、侵入したターゲットの潜在意識にあるアイデアを埋め込むという、最高難度のミッション「インセプション」。

 コブはそれぞれ専門技術に秀でたメンバーを集め、ターゲットの夢にまんまと侵入。想定外のトラブルに遭遇しながらも、意識の深層へ、さらに深い層へと突き進んでいく......。

 現実と夢の両方で世界を駆けめぐるストーリーに対応すべく、ロケーション撮影は東京の超高層ビルのヘリポートに始まり、パリの市街、モロッコの港町タンジール、カナダ・カルガリーのスキーリゾートと縦横無尽。さらに、ロンドン北部の飛行船格納庫では30メートルに及ぶホテルの廊下のセットを丸ごと回転させて無重力状態を作り出し、パリのカフェでは軽量素材による店の調度の爆発を高圧窒素で実現して高速撮影、ロサンゼルスのダウンタウンでは貨物列車のレプリカを実際に走らせる。これらの創意工夫を凝らした実写にCGが巧みにブレンドされ、身たことがないのに奇妙にリアルな、まさに観客自身も夢を見ているかのような映像体験ができる。

 共演も、コブの妻役にマリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』)、サイトー役に渡辺謙、さらにジョセフ・ゴードン=レビット(『(500)日のサマー』)、エレン・ペイジ(『JUNO/ジュノ』)、キリアン・マーフィ(『麦の穂をゆらす風』)等とにかく豪華。特に渡辺謙については、ノーラン監督が『バットマン ビギンズ』での仕事を評価し、今作では最初から彼のために出番の多いサイトーの役を書いたというから必見だ。

 映画好きを自認する人なら、これを劇場で見逃すと後悔すること必至。また、普段あまり劇場で映画を観ない人にとっても、映画館の大スクリーン・高音質で鑑賞することが、他には代え難い体験だと実感できるはず。
(文=eiga.com編集スタッフ・高森郁哉)

『インセプション』作品情報
<http://eiga.com/movie/54466/>


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こっちは記憶が消されます。


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2010.07.23 金  



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