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「ジャニーさんだけが知らなかった!?」赤西仁のデキ婚をめぐるジャニーズ内の派閥争い

jyanisan0218.jpgジャニーさん、そろそろ潮時ですか……。

 デキ婚で”無責任タレント”のレッテルを貼られた黒木メイサが大ピンチだ。

 赤西仁との電撃結婚と妊娠は本来はおめでたい話だが、事務所に事後報告だったことからCMスポンサーを巻き込む大騒動に発展。予定していたテレビ出演は次々とキャンセルになり、今月発売したアルバムのプロモーションも白紙に。事務所関係者も「女性の憧れとなるクールビューティーで売り出そうとした路線がこれでパー」と怒り心頭だ。最悪、芸能界引退という可能性まで出てきている。

 ただ、同じような境遇に立たされている赤西仁のほうはといえば、ロサンゼルスに向かう際に囲み取材に笑顔で応じ、WOWOWのグラミー賞独占中継のコメンテーターもこなした中で周囲のスタッフも「これからも赤西をよろしくお願いします」と、まるで何事もなかったかのような振る舞いを続けている。ジャニーズ事務所は契約解除などの処分はしない方針を早々に報道陣に伝えており、明らかに黒木側とは違っている。

「これはジャニー喜多川社長への内部反発でもあるんですよ」

 こう語ったのはジャニーズ事務所の内部事情に詳しい芸能関係者だ。

「実は今回、このデキ婚をジャニーズ側の多くの役員が事前に知っていたんです。知らなかったのはジャニー社長、メリー副社長ぐらいだったんじゃないでしょうか」

 実際、ジャニー社長は報道で初めてこの件を知ったと言い、”処分を考えないといけない”と激怒していた。

「でも、これを報じたスポーツニッポンはジャニーズとの強い関係で知られる媒体ですから、隠したままいきなりやるわけがないでしょう? 一部役員には伝えていたものがジャニーさんに知らされていなかったということなんですよ」(同関係者)

 ジャニーズには次期トップをめぐる派閥争いがあるともっぱらのウワサだが、こんなところにもそれが表れたというのだろうか。言われてみれば、記者の前で珍しく激高したジャニーさんの態度とは裏腹に、週刊誌などには関係者から「できるだけ赤西を責める論調はやめてほしい」という”裏通達”があったりもした。結果、起こっているのが”赤西より黒木バッシング”の傾向である。

「もともと、赤西の全米デビューだってジャニーさんひとりが長年の夢としてやりたがっていること。大半の役員は会社としての利益だけを考えるので、無謀な挑戦としか思っていませんでした。厳しい処分が必要だとしたジャニーさんに対し、現実的に考える人たちは”処分よりも仕事をやらせろ”という態度で、グラミー賞のような形になったわけです」(同)

 ジャニーズ事務所内部も揺るがした掟破りの大物カップル、その波紋は広がるばかりだ。
(文=鈴木雅久)

完全保存版 ジャニーズの歴史―光も影も45年

仁は黒歴史?

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最終更新:2013/09/09 15:39
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