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「占い師スタジオ登場……しなかった」人気番組『芸能★BANG+』ウソテロップで打ち切りの危機!

geinobang0605.jpg日本テレビ『芸能★BANG+』公式サイトより

 日本テレビが5月4日夜に放送したバラエティ番組『芸能★BANG+』の特別版で、オセロの中島知子と同居していた占い師Aさんが出演するかのような演出をしながら結局登場せず、視聴者から批判が殺到した騒動。これを受け、同局が公式サイト内で謝罪した。

 番組では「オセロ中島騒動 占い師 スタジオ登場」などとテロップを表示。しかし、実際に登場したのは中島さんと同居していたAさんではなく、Aさんと過去に同居していた占い師の千住ひかるだった。同局は公式サイト内のページで「一部誤解を招きかねない表現があったことをお詫びいたします」と謝罪。日本テレビの小杉善信・編成局長は5月28日の定例会見で、同番組への批判について「常日頃、『視聴者ファースト』ということを相当言っている。バラエティであまりあざとい手法があると、視聴者の皆さんに不快感を与えるのではないかと、4月にも2回、社内で話し合った。誤解を与えたとするなら、正さなくてはいけない」と強い口調で語った。

 同番組は、話題のタレントと芸能リポーターやマスコミ関係者が“裏ネタ”を暴露するもの。当初は毎週月曜の深夜に30分番組として放送されていたが、高視聴率を受けて4月から毎週火曜深夜に1時間番組としてリニューアルされた。

「問題となった放送回はリニューアル後の初ゴールデンで、制作チームも相当気合いが入っていた。その気合いが空回りし、過剰演出を生み出してしまった」(番組関係者)

 現時点で番組の打ち切りは「考えていない」(日テレ関係者)というが、現場スタッフは気が気ではない。今回の問題が「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の耳に入り、日本テレビから報告書の提出を受け、6月8日の「放送倫理検証委員会」で討議されることが決まったからだ。

「BPOにもかなりの数のクレームがいったようだ。BPOの裁決いかんでは、打ち切りに追い込まれる可能性もある」(テレビ関係者)

 これからという時に“自爆”しては元も子もない。

最終更新:2018/12/07 18:03
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