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協賛店舗が告発!「街コンが半グレに侵食されている」

postmachikon.jpgイメージ画像(「Thinkstock」より)

 2000年代半ばに北関東で発祥し、出会いを求める男女に支持を受けている街コン。2012年には大小合わせ、1000件を超える街コンが全国各地で開催されたという。しかし最近、開催に絡み、不穏な動きが出始めているという。

「うちの店が街コンに協賛店として参加したのは、ある運営会社から地元の飲食店組合に話が来たのがきっかけです」

 そう語るのは、今年10月に街コンに協賛店舗として参加した、東京都内のある商店街で飲食店を営む男性だ。その後、運営会社とのすり合わせを経て、この男性は、組合の別の6店舗と共に街コンへの協賛を決めた。「収益は大して出ないが、地域活性化につながる」という運営会社側の一言に背中を押されたという。

 しかし、雲行きが怪しくなったのは、その直後のことだった。

「街コンは、4時間食べ飲み放題で参加者は出入り自由。参加費は男性4000円、女性3500円という内容でした。しかし店側の取り分は、男性2000円、女子1500円程度。この時点で赤字確定ですが、地域活性化に結びつけたい思いで出血大サービスすることにしました。ところが、開催1カ月前の最終打ち合わせで、運営会社からやって来たスキンヘッドのいかつい男は『こんなショボイ内容じゃ詐欺だと言われる』と、グレードを上げることを要求してきたんです。それ以上の赤字を抱えることはできないと断ると、『契約不履行で訴えるぞ』と恫喝してきました」

 しかし、実際に契約不履行をしてきたのは、運営会社側のほうだった。

「ほかの協賛店舗のオーナーから言われ、街コンのチケット予約サイトを見てみてびっくり。私たちへの説明と異なり、参加費は男性6500円、女性5000円になっていたんです。これについては協賛店舗の連名で抗議しましたが、『契約書には参加費をいくらにするとは書いていないだろう』と、かなり荒い口調で突っぱねてきた。ボイコットも考えましたが、そうすれば商店街のイメージはかなり悪くなる。我々は泣き寝入りするしかありませんでした」

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