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『アメトーーク!』“好感度低い芸人”好評も……ペニオク芸人・ピース綾部の出演に「ギリギリアウト」の声

ayabe1115.JPG『ピカルの定理マガジン』(扶桑社)

 雨上がり決死隊が司会を務めるトーク番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、14日に放送された企画「好感度低い芸人」が、視聴者から「面白かった」「久々のアタリ企画」と好評だ。

 この日、登場したのは、キングコング・西野亮廣、品川庄司・品川祐、陣内智則、ピース・綾部祐二、ジャルジャル・福徳秀介、スピードワゴン・井戸田潤の6名。

 Twitter炎上でおなじみのドランクドラゴン・鈴木拓や、ナルシストブサキャラのNON STYLE・井上裕介がいないことに不満を漏らす西野に、宮迫博之は「(あの人たちは)見た目や、あまり好かれていないことを利用して、笑いを取っている方々」であると説明。今回の6人が、内面が嫌われている“ガチメンバー”であることを強調した。

 出演者にとってはつらい企画なだけに、品川は「俺の好感度の低さなんて、どうせしゃべりすぎですから」とふてくされ、番組冒頭からだんまり。綾部も「『ピカルの定理』(フジテレビ系)が終わったのは、僕に責任があったのかもしれませんねえ!」と開き直るなど、自虐ネタのオンパレード。福徳は、過去に『27時間テレビ』(同)でナインティナインの岡村隆史にバスケットボールを執拗にぶつけ、視聴者から「イジメだ」と非難された「バスケットボール事件」を挙げ、これが嫌われている原因の一つであると自ら説明した。

 また、なぜ嫌われているのかを探るため、一般人のアンケートを発表。西野には、「個展とかしてアーティスト気取り」「Twitterがイタい」「ナルシスト」といった声が多く、品川については「なんかエラそう」「文化人ぶってる」という声が多かった。

 さらに、番組中盤では、西野とわだかまりがあるとされる放送作家の鈴木おさむ氏が登場。西野は今年2月、鈴木の著書『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』(太田出版)について、「ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」と、Twitter上で痛烈批判。その後、謝罪に追い込まれるなど炎上騒ぎとなったが、2人が対面したのはこれが初めて。西野は「(書き込んだ時に)酔っていた」と土下座し、2人は和解した。

「笑いとハラハラ感が、絶妙なバランスでした。笑いに転換できる芸人だからこそ成り立つ企画という意味では、さすが『アメトーーク!』といったところ。ただ、綾部さんの嫌われている理由を、『天狗になってる』『うるさい』『売れようと必死すぎる』とする番組に違和感を覚えた視聴者は多く、ネット上では、『ペニオク芸人だからだろ!』とツッコミの嵐。綾部さんと違って、まだ本格復帰できていないペニオク芸能人がいる中で、よくこの企画に綾部さんを入れたな、と驚きました」(芸能記者)

 確かに、拉致・暴行疑惑が報じられた楽しんごや、家族が生活保護の不正受給をしていたとして謝罪した次長課長・河本準一が、この企画には不適切であるように、一部視聴者の目には「綾部もギリギリアウト」と映ったようだ。

 今後、「第2回 好感度低い芸人」が開催されるとしたら、どの芸人が参加するのだろうか? 今から楽しみだ。

最終更新:2013/11/15 21:00
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