本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

オープン前から評判最悪の「よしもと幕張イオンモール劇場」で、あの島田紳助が復活する!?

yoshimoto1122.jpgよしもと幕張イオンモール劇場

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 吉本興業の新劇場「よしもと幕張イオンモール劇場」のオープンまで、あと1カ月と迫ったが、オープン前から、若手芸人の間で「あそこには、行きたくない」という声が上がっている。

 新劇場は、12月20日開業のイオンモール幕張新都心の中にオープンするが、最寄り駅への電車の運行本数が少ない上、そのJR京葉線は強風のために頻繁に電車が遅延することで有名。しかも、海浜幕張駅と新習志野駅の中間点で、“駅近”とはいえない不便な場所にある。吉本は2年前、地の利が悪いために客足が伸びなかった大阪の「京橋花月」と東京の「品川よしもとプリンスシアター」を閉館している。幕張の新劇場もその二の舞いにならないかと、早くも危惧されているのだ。

 それ以上に、若手芸人にとって深刻な問題は、劇場までの時間と交通費だ。新宿の「ルミネtheよしもと」に出演した後に「よしもと幕張」に出演することも多くなりそうだが、新宿と幕張を行き来すると往復2時間以上かかる。交通費も1200円くらいとバカにならない。吉本の場合、これまで若手の交通費は自己負担だったというから、切実な問題だ。

 ところが先日、吉本の幹部社員に会った際、そんな状況の中、新劇場をオープンするカラクリがわかった。吉本は、全国で大型ショッピングモールを展開する「イオンモール」と業務提携。劇場への集客も同社が一手に引き受けてくれる。さらに交通アクセスが悪い分、芸人たちの現地までの交通費は支給されるという。吉本からすれば、“客寄せコンテンツ”が欲しいイオンから請われて行く形なのだ。

 さらに、イオンとの業務提携によって、幕張だけではなく、アジアを中心とした海外にも進出する。来年以降、すでにオープンが予定されているベトナム、カンボジア、インドネシアに、吉本の大崎洋社長が頻繁に視察へ行っている。

 しかし、集客をイオンに任せても、目玉になるお笑い芸人が出演しない限り、客足が伸び悩むのは想像に難くない。そこで、お笑い関係者からは、2年前に暴力団との関係を認めて“電撃引退”した島田紳助の復帰が期待されているようだ。紳助をMCに据えた企画をレギュラーで実施すれば、話題性は抜群だし、お笑い好きな若者だけでなく、一般層の集客が間違いなく期待できる。

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