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芦田愛菜主演『明日ママ』が内容改善を検討も……日テレは“なあなあ”に問題収束へ!?

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 スポンサー全社がCM放送を見送っている芦田愛菜主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)が、全国児童養護施設協議会の抗議を受け、内容の変更を検討することが明らかとなった。

 30日、同局の佐野譲顕制作局長、福井雄太プロデューサーら3人と、協議会の藤野興一会長、武藤素明副会長が1時間以上にわたり面会。同協議会が改善を求めたのは、「施設内での子どもへの暴力や暴言」「子どもをペット扱いするような表現」「子どもに対する『ポスト』などのあだ名」の3点で、さらにドラマにより傷ついた児童への謝罪も求めた。

 これを受け、日テレ側は「改善する。具体的には持ち帰り検討する」とコメント。次回放送前日の2月4日までに、変更点を具体的に提示するという。

 一見、折れたようにも見える同局だが、ある記者は「“なあなあ”な返事を繰り返しながら、最終回までこじつけるのでは?」と話す。

「同協議会が改善を求める項目を見る限り、問題視されているのは、主に施設長(三上博史)の登場シーン。しかし、もともと施設長の暴言が目立つ脚本は、主に第2話まで。第3話では、傷ついて帰ってきたオツボネ(大後寿々花)にカレーを食べさせ、『うまいか?』と優しく投げかけるシーンなどもあり、今後はさらに、不器用ながらも愛情が垣間見えるシーンが増えていくとか。なので、脚本の修正点はさほどないともいえます。ただし、“あだ名”の改善は難しい。突然、主人公の名前が変わっては不自然ですし、『捨てられたんじゃない。親を捨てたんだ』と前向きに生きる施設の子どもたちを表す象徴が、このあだ名ですから」(同)

 改善が見られない場合、あらためて放送中止を訴える意向を示している全国児童養護施設協議会。日テレはどのような説明で、同協議会と視聴者を納得させるのだろうか?

最終更新:2014/01/31 16:37
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