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「新垣さんと義理の母を訴える!」“偽ベートーベン”佐村河内守氏が謝罪会見で怪気炎!

samurakouchi0703.jpgニコニコ生放送で中継された佐村河内氏の会見

 「交響曲第1番 HIROSHIMA」(日本コロムビア)が18万枚を超えるなど、クラシック界で異例のセールスを続けていた“自称”作曲家・佐村河内守氏が、18年間にわたってゴーストライターに楽曲を制作させ、また全聾を装っていたことについて7日、都内で謝罪の会見を行った。

 長髪をばっさりと切り落とし、トレードマークのサングラスを外して現れた佐村河内氏は、会見冒頭で関係者らに謝罪。だが、記者との質疑応答が始まると、「週刊文春」(文藝春秋)で実際に楽曲を制作していたことを告白した新垣隆氏に対し、作曲の方法や口頭での会話の有無について「ウソをついている」などと激しく糾弾。新垣氏らを名誉棄損で提訴する意向であることを明言した。

 また、問題とされた聴力については、再検査の結果を受けて障害者手帳をすでに返納し、実際には「内耳に障害があって音がねじれる」などの症状があることを明かした。

 さらに佐村河内氏は、作曲の方法などについて取材に応じた義理の母について「妻が訴えるつもりでいる」と発言。複数の訴訟を抱えることになる。

 手話通訳を介して行われた会見だったが、記者の肉声での呼びかけに対し即座に反応してしまう場面も見られるなど、疑惑の払しょくには至らなかったようだ。

 「テレビなどに出るのは今日が最後」としている佐村河内氏だが、釈明を求める各方面の声は、今日の会見を受けてさらに高まりそうだ。

最終更新:2014/03/07 12:46
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