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「現場では問題だらけ」でもW杯レポートを独占する“ジャニーズ帝国”の野望は、やっぱり東京五輪!?

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 今月1日に東京競馬場で行われた競馬のG1レース「日本ダービー」のCMに、TOKIOが登場。当日はボーカルの長瀬智也が、約14万人の観客の前で国家を独唱する大役を果たした。


「CDの売り上げはさっぱりで、本業の歌手活動はパッとしないTOKIOだが、バラエティなどでメンバーの親しみやすいキャラが定着しているだけに、CMはそれなりにオファーがある。リーダーの城島茂は今年の日本テレビ『24時間テレビ』のマラソンランナーに選ばれるなど、グループの稼ぎは好調」(広告代理店関係者)

 また、国分太一はフジテレビ系スポーツ情報番組『すぽると!』の編集長として、開催が目前に迫ったサッカーW杯ブラジル大会を現地取材するというが、他局のキャスター勢もジャニーズタレントが占領してしまった。

「フジはあくまでもメインキャスターは国分ではなく、元AKB48の大島優子を起用しているが、TBSは関ジャニ∞の村上信五、日本テレビはNEWS手越祐也、テレビ朝日はSMAP香取慎吾を起用。だが、スポーツ取材に関して未知数である大島以外のジャニーズ勢は、実は問題だらけ。国分は普段の現場取材からそうだが、スタッフの“お膳立て”がないと自分で動かない。TBSはもともとサッカー番組を担当している加藤浩次を起用するので、村上はいてもいなくても一緒。香取はサッカーに関して深い知識がないので、一般のサポーターと同じレベルで大騒ぎしているだけ。一般のサッカーファンにも認められているのは、手越くらいのもの」(テレビ関係者)

 とはいえ、ジャニーズとしては将来的な“野望”に向けて着々と足場を固めているようだ。

「事務所が狙うのは、2020年の東京五輪のキャスター独占。それにつなげるため、今後、“スポーツ利権”をことごとくゲットする腹づもりのようだ。今後、食い込みそうなのは競馬に続いてボートレース、卓球や水泳といったメダルが期待できそうな夏季五輪の種目中継など。グループでデビュー→ドラマやバラエティ出演などで知名度アップ→キャスター転身という流れができれば、ジャニーズのタレントは一度デビューしてしまえば安泰」(同)

 芸能界に築いた「ジャニーズ帝国」を死守するためには、仕事の中身にこだわってはいられないようだ。

最終更新:2014/06/05 14:36
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