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ミリオンストップ、ファン離れ、総選挙縮小……“AKB商法”崩壊で危惧される「AKB48グループの今後」

akb0130.jpg撮影=岡崎隆生

 先月起きたメンバーへの殺人未遂事件を受け、AKB48の運営が握手会以外の交流イベントを検討していることが分かった。

 AKB48の湯浅洋劇場支配人は、10日に出演したトークイベントで、握手会を再開してほしいと訴えたファンに対し、「できるだけ早期に再開したい。ただ、例えば握手会に代わって、メンバーと触れあえる別のものがあってもいいのではないかという意見もある」とコメント。さらに「握手会に代わるものがあれば、どんどん提案していただきたい」「AKB48もSKE48も、昔はバスツアーとか、修学旅行ツアーみたいなものをやっていた。ボウリング大会とかも含めて、いろいろと考えていきたい」と話した。

「接触イベント再開の目途が、まったく立っていないのでしょう。AKB48は、2011年のシングル『桜の木になろう』(キングレコード)以降、17作連続でミリオンセラーを記録しており、“連続ミリオン獲得数”で歴代首位。さらにシングルの総売り上げ枚数において、先月発売された『ラブラドール・レトリバー』でMr.Childrenを抜き、歴代2位となった。もし、8月27日に発売が決まっている37thシングル(タイトル未定)に握手券、もしくは握手券に代わる特典が付けられなければ、ミリオン記録は確実に止まってしまう。さらに、『握手会をやらないなら』と離れるファンも少なくないでしょう。そうなれば、コンサートツアーや、選抜総選挙の規模も縮小せざるを得なくなります」(芸能ライター)

 渡辺麻友がセンターを務める37thシングルの発売が迫る中、一足先に姉妹グループ・SKE48の新曲発売も決定している。

「SKE48は、7月30日に15thシングル(タイトル未定/avex trax)を発売。以前から予約を受け付けている。商品情報には現在も、特典として“15thシングル全国握手会イベント参加券”と明記されており、ファンからは『予約したけど、本当に開催されるのかな?』と不安の声が上がっている。SKE48といえば、11年にリリースした6thシングル『パレオはエメラルド』で急激に売り上げを伸ばし、以降、50万枚を超えることもしばしば。11thシングル『チョコの奴隷』は約67万枚を売り上げ、今年3月発売の『未来とは?』も約49万6,000枚と驚異的な数字を記録している。レコード会社のエイベックスは、握手会の行方にハラハラしているでしょうね」(同)

 SKE48のシングル発売まで、あと約50日。それまでに、次なる“AKB商法”は見つけられるだろうか?

最終更新:2014/06/11 19:38
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