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『HERO』視聴率V字回復の裏に、“崖っぷち”木村拓哉の変貌あった

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 28日に放送された、SMAP木村拓哉主演の月9ドラマ『HERO』(フジテレビ系)第3話の視聴率が、20.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。同ドラマは、14日放送の初回が今年の全ドラマの中で最高の26.5%を記録。21日放送の第2話は7.5ポイントダウンした19.0%だったが、第3話では1.5ポイント回復した。


「26~27日まで、SMAPのメンバー5人が総合司会を務めた『FNS27時間テレビ』を放送したのは、『HERO』に勢いをつけるため。局内では28日の放送は第2話の数字を受け、20%超えが上層部から制作サイドに必達の“ノルマ”として課されていた。同局の幹部以下、第3話の結果に胸をなで下ろしているに違いない」(放送担当記者)

 今後、視聴率の“V字回復”も見えてきた『HERO』だが、なんといっても周囲を驚かせているのが、キムタクの変貌ぶりだという。

「このところ主演作が軒並み不調で、“キムタク神話”の崩壊がささやかれていることを、本人が一番気にしている。これまでキムタクのドラマは、キムタクのスケジュールが最優先。そのため、出演を渋る役者は多かったが、今回はスケジュールを制作サイド任せて、キャスティングや演出・台本にも以前ほど口出しはしなくなった。さすがに、本人も今回の作品が“崖っぷち”であることを十分理解しているようで、周囲のスタッフや共演者は、みんなでキムタクを盛り立てて気持ちよく仕事をしている」(同)

 7月スタートのドラマでほぼ独り勝ち状態の『HERO』。“崖っぷち”のキムタクがどこまで視聴率を伸ばすか、注目される。

最終更新:2014/07/31 12:00
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