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活動再開に日本のファンも歓喜! 北朝鮮「モランボン楽団」が東南アジアツアーを準備中

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 金正恩時代を象徴する北朝鮮の音楽ユニット「モランボン楽団」が、東南アジアツアーを企画していることがわかった。

 韓国紙の毎日経済は26日、対北朝鮮消息筋を通じて、モランボン楽団がシンガポール、マレーシア、インドネシアなど東南アジア4~5カ国のライブツアーを準備していると報じた。消息筋は「ツアー日程はまだ確定されていないが、現地の大使館などを通じて準備中だ」としている。


 2012年に結成された「モランボン楽団」は、北朝鮮のみならず、日本や韓国、そして欧州にもマニアックなファンを持つ。今回のニュースを受け、日本のファンは、

「今まではYouTubeでしか見られなかったので、もしツアーが実現すれば、ぜひ現地まで行って見てみたい。可能なら、ツアーにくっつく“おっかけ”もしてみたい」(20代日本人女性)

「メンバーの写真をプリントした“アイドルうちわ”を作って、黄色い声援を送りたい。もちろん写真は、日本でも人気急上昇中のキム・ソルミ同志よ」(30代在日コリアン女性)

「北朝鮮では見たことがあるが、外国公演ともなればまた違った内容になるのでは。海外の人がモランボン楽団を見てどんな反応を示すのか興味津々ですが、きっと歓喜の声で迎えられることでしょう」(30代日本人男性)

 モランボン楽団は、一昨年から昨年にかけて、当時北朝鮮ナンバー2だった張成沢の粛清や北朝鮮の芸能界スキャンダルの余波を受け、活動が停滞したことがある。楽団長、いわゆるバンマスのソヌ・ヒャンヒが一時期姿を見せなくなったが、現在は復帰している。

 モランボン楽団の前身であるポチョンボ電子楽団から北朝鮮音楽をウォッチしている日本人のファンは、次のように語る。

「昨年の9月以後、公演は行われていなかったので、また何かあったんじゃないかと不安でいっぱいでしたが、このニュースが本当なら一安心ですね。元気に歌って踊る姿を、早く見てみたいです」

 一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は先月29日、リ・ギルソン次官を団長とする朝鮮外務省代表団がベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、シンガポール、インドネシア、マレーシアを歴訪するために平壌を出発したことを伝えた。

 北朝鮮の音楽公演は、単なる文化交流だけでなく水面下で行われる政治活動が本来の目的である。北朝鮮外務省の動きとモランボン楽団ツアー情報との関連性に、今後も注目だ。
(「デイリーNKジャパン」<http://dailynk.jp>より)

最終更新:2015/02/19 20:00
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