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“ポスト藤原紀香”になれなかった壇蜜 やはり「エロキャラ→文化人」路線は鬼門なのか

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 エロキャラから文化人路線にシフトしようとして仕事減が明らかな、タレントの壇蜜。仕事を選んではいられない状況のようで、最近は時間拘束の長い地方や海外ロケにも出始めている。本人のブログでは日々の居場所が隠されているが、5月上旬はBS番組の収録でベルギーへ渡航。11日のブログには、飲んだコーヒーの紙コップ横に海外製のクッキーが置かれた写真を掲載していた。

 テレビ関係者からも「以前の壇蜜なら、ほかの仕事を入れられなくなる海外ロケはできるだけ避け、3日間の国内地方ロケでもなかなか受けてもらえなかった。でも、最近では地方局の冠番組を持っていたり、時間の余裕がある様子がうかがえる」という話が聞かれる。

 もともとは団地妻や愛人風のグラビアで人気となった彼女だが、トーク番組などの出演で気をよくしたか、脱エロで知的な路線にシフトするや、人気は後退。グラビア仕事も、同路線で橋本マナミに取って代わられてしまった。

「聞いたところでは、本人の希望で“ポスト藤原紀香”を目指したということだった」と同関係者。

 紀香は豊満な肉体を売りにしたグラビアタレントだったが、スポーツ中継のキャスターを務めたことなどからトーク仕事にシフト。選手に大声で声援を送る熱血路線が好評だったことで、その後は女優業でも活動の場を広げた。ただ、チャリティー活動にも積極的になった知的路線から人気に陰りが見えており「元エロキャラのインテリ化はうまくいかない」と指摘する声もある。

 壇蜜はブレーク後に知的なコメントを全開にしていたが、今回渡航したベルギーについては、2月のイベントの際、地図上での場所を尋ねられて、答えに窮する場面もあった。

 現場にいたスポーツ紙の記者によると「あの質問をした記者は、彼女がさっと答えることを見越して質問していた」という。

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