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中国“山奥の私塾”で子どもを仙人に養成!? ネット民「ぜひ通わせたい」「金持ちのエゴだ!」

sshijyuku001.jpgまさにこの世の果てといったロケーションだ

 西安で商いをしていた夫婦は2010年に仕事を辞め、当時3歳だった娘と友人の子ども数名を伴って山に入り、私塾を開いた。子どもに楽しく美しい幼年時代を過ごさせてやりたいとの思いからつくった私塾だが、ネットユーザーたちからは賛否両論で議論の的となっている。5月14日付で「華商報」などが報じた。

 陝西省南部に広がる山地、秦嶺は道教の一派である全真派発祥の地として有名で、現在でも「隠士」と呼ばれる世捨て人や道士が修行する場所として知られる。14年には広東省佛山で会社を経営し、年収1億円超えの社長がすべてを捨てて修行に訪れたことで話題となった。そんな場所に開かれた私塾は、同地の別名を取って「終南山書院」と名付けられた。

shijyuku002.jpg一日は全員での体操でスタートする
shijyuku003.jpg古代の中国人も、このような生活をしていたのだろうか?

 何より徳を大切にしてほしいという想いから、夫婦は入校した子どもに「徳」の字で始まる名前を付け、「徳一」「徳賢」など新たな名前で呼び合う習慣になっている。

 朝晩の座禅に始まり、武術などを通して体を鍛える。授業では蒙学(幼児学習、書物などの総称)、経学(儒学の十三経を指す)、医学(中医学の書)などをそらんじる。食事は一日二食で、『本草綱目』(500年前に書かれた中国の医学書)を参考にした自給自足の精進料理だ。鍼灸など中医学を学習し、実際にツボの位置を探しながらお互い針を刺していく。弓矢の引き方、薬草の採取などを学ぶ選択授業も設けられている。夜はネットでアニメや映画を見たりする時間があり、外の情報とも接触できる。

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