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【中国旅客船転覆事故】“中国版セウォル号”の悲劇を、韓国人が独自分析「一番の違いは遺族の態度」!?

sewol1y.jpgセウォル号1周忌追悼祭の様子

“中国版セウォル号”――6月1日に起きた中国の客船転覆事故を、韓国メディアはこぞってそう報じている。

「中国の沈没旅客船、セウォル号のように数回の改造」(「etoday」)、「“中国版セウォル号”、誠意ない対応も同じ」(「朝鮮Biz」)、「中国の沈没客船、セウォル号との類似点…不良船長、不法改造、安全無視」(「Herald経済ニュース」)など、約1年前に起きた韓国史上最悪の海上事故を比較対象として取り上げたわけだ。

ある韓国メディアは、今回転覆した中国客船とセウォル号の共通点をまとめている。例えば、中国船の船長が真っ先に逃げ出した点を挙げ、「昨年4月に発生したセウォル号事件で同様の行動をしたイ・ジュンソク船長には、控訴審で殺人容疑が認められ、無期懲役が言い渡された経緯がある」と指摘。また、船体が何度か改造されていたとの中国メディアの情報を取り上げ、「セウォル号事件も改造と過積載によって、船体自体に危険があった状況で起こった」と報じた。

 一方で、セウォル号との違いを指摘するメディアもある。セウォル号沈没事故発生時に対応が遅れたパク・クネ大統領を引き合いに出し、中国は救助活動の陣頭指揮のために首相や副首相が現地に向かったと強調。そんな事故発生後の対応の差が出ていることについて、「このような差は、大きな事故がたびたび起こる中国が、1年前に韓国で発生したセウォル号の惨事を見守ってきた“学習効果”も作用したように見える」などと分析するメディアもあった。

そんな中、韓国のネチズンが関心を示しているのも、中国と韓国の“違い”だ。

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