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中国株暴落でとばっちり!? 街頭でアルパカを叩き売る投資家が出現「株で失敗。300万円で神獣売ります」

alpaca001wb繁華街を練り歩くアルパカ。黒山の人だかりができたようだ

 頭にピンクのリボンをつけた白いアルパカが突然、街中に現れた。お金に困った飼い主が、かわいがってきたペットの買い取り手を求めての販売パフォーマンスだった。「都市時報」(7月30日付)などが伝えた。

 中国南部・雲南省昆明市の繁華街に突然、ムクムクの白い毛に覆われたアルパカが現れた。体高150cm、体重12kgの「大白ちゃん」は、頭に小さなピンクのリボンまでつけている。アルパカの珍しさと愛らしい様子に、街ゆく人たちはみな見入っていたが、不可解なのがアルパカに掛けられた看板のようなもの。「株で失敗。神獣売ります」と書かれている。

alpaca002wb「株で大損したので、神獣売ります」と書かれたボードが掛けられた姿は物悲しい

 
「大白ちゃん」の飼い主である方さんは株で大失敗し、財産を失っただけでなく、不動産や自動車もすべて差し押さえられてしまった。しかし、娘が大学院へ進学することになり、まとまったお金が必要となったため、娘がかわいがってきたペットのアルパカを泣く泣く売ることにしたという。方さんは、地元メディアの取材にこう語った。

「もちろん、娘はこの子を売ることには反対だよ。今朝も娘は大白ちゃんを引きながら泣いていた。でも、ほかに方法がないんだ。値段は15万元(約300万円)。このまま連れ帰っていい。品種もいいし、絶対損しない値段だよ」

 アルパカの「大白ちゃん」は2年前、方さんが南米に行った際に10万元(約200万円)で買い求めて娘にプレゼントしたものだ。娘は頭にリボンをつけるほどに大白ちゃんをかわいがった。「2年間大事に育てたから、自分が買った時の10万元に5万元を追加した」と方さん。少々値段を吊り上げすぎのような気もするが……。

「大白ちゃん」の食事は1日3回、毎日およそ5kgの草を食べ、1日おきに黒砂糖の砂糖水を飲む。「黒砂糖の砂糖水を飲ませると走るのが速くなる」と方さんは言い、トウモロコシと豆の季節には、それを草に混ぜてやる。体高より少し高い小屋を作ってやって、そこで寝かせているそうだ。

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