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『紅白』を“ガン無視”!? 長期活躍を続けるKinKi Kidsのスタンスとファンの“願い”とは

jdoumotokouichi03.JPGいまだ大人気

 今年の『NHK紅白歌合戦』は、まさに「ジャニーズ祭」。嵐やSMAP、TOKIOのおなじみメンバーに加えて、デビュー35周年を迎える近藤真彦も出演するなど、見どころ不足がささやかれる『紅白』を、ジャニーズパワーで乗り切ろうとする意図が垣間見える。

 ただ、今年のジャニーズに関して(ここ数年そうだが)、ヒット曲を一つとしていえないという現状がある。グループの知名度は他のアイドルと比較して圧倒的ではあるが、今ホットな曲が何かと問われれば、首をかしげざるを得ないのが現実だ。

 そんな中にあって、単なるアイドル人気ではなく、音楽活動でも記録を残し続けているジャニーズグループがある。KinKi Kidsだ。

「10月18日に発売された『夢を見れば傷つくこともある』がオリコン初登場週間1位を記録。デビュー曲『硝子の少年』から35作連続で、KinKi Kidsは初登場1位を継続しています。ここまで“音楽”そのもので、長期間事務所に貢献しているグループは他にないでしょう。人気絶頂期は過ぎたといわれることもありますが、若手ジャニーズにとっての存在の大きさはいまだ絶大。昨年、長寿番組だった『新堂本兄弟』(フジテレビ系)が終了したものの、すぐに『KinKi Kidsのブンブブーン』(同)が放送を開始してファンから好評を得ているように、根強い支持を受け続けていますよ」(芸能記者)

 音楽でも活躍し、ファンの支持も高くキープしているKinKi Kids。だが、なぜか『紅白』には縁遠い存在である。音楽という観点から見れば、一番ふさわしいような気がするのだが……。

「まず、年末年始のカウントダウンコンサートに“リーダー格”として出演しているというのが一つ。そして、年末年始にコンサートを開催しているということも挙げられます。『紅白』にかつてのようなブランド力があれば出演に向けて事務所も動くのかもしれませんが、今年の『紅白』を見てもわかる通り、『どうしても出たい』番組としての価値はないように映ります。売り出し中のグループなら是が非でも出たいでしょうが、完全に“固定ファン”を獲得しているKinKi Kidsに大したメリットはないでしょう」(同)

 ネット上でも「紅白なんか出なくていい」「コンサート継続してくれればいい」「興味ないだろ紅白なんて」と、『紅白』出場に反対するような声が大半。ファンにも本人たちにも、『紅白』に出る理由などまったくないようだ。

最終更新:2018/12/11 13:16
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