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SexyZone・中島健人、“腹黒ドS”男子高校生役をどう演じる? ラブホリ王子の新たな一面への期待

【リアルサウンドより】

 中島健人(SexyZone)が主演を務めるスペシャルドラマ『黒崎くんの言いなりになんてならない』(日本テレビ系)が、12月22日、23日と2夜連続で放送される。同じキャストが出演する同名映画(2016年2月27日公開)の前日譚が描かれる本ドラマは、中島にとって映画とドラマを合わせ5作目の主演作品となる。SexyZone一員としての活動もさることながら、この数年は役者としての活動も目覚ましい。本稿では、そんな中島が持つ役者としての魅力に迫りたい。

 中島は、ジャニーズの中でも、天性のアイドルと評されているメンバーだ。自身をラブホリック(恋愛依存症)と公言し、甘い言葉や可愛らしい仕草を惜しみなく表現することから、ファンの間では「ラブホリ王子」という愛称で親しまれている。ジャニーズJr.時代からシンメトリーとして比較対象になっている菊池風磨が、艶っぽく男らしいキャラクターを前面に出している分、中島の王子様然とした佇まいがより際立ってくるのだ。

 中島が連続ドラマ初出演を果たしたのは、生徒がダメ教師を再生する学園ドラマ『スクラップティーチャー〜教師再生〜』(2008)だ。ジャニーズ入所から半年後に役者デビューを遂げ、憧れの先輩として名を挙げているHey!Say!JUMPの山田涼介と共演している。一方、不良グループの抗争を描いた『BAD BOYS J』(2013)では、初主演として不良グループのリーダー桐木司を演じ、笑顔を見せず尖った演技を披露した。劇場版として公開された『BAD BOYS J 〜最後に守るもの〜』(2013)で見せた、普段と違う険しい表情やキレのあるアクションシーンに魅了されたファンも多かったはずだ。それまで、人見知りでおとなしい役柄が目立っていたこともあり、無骨でたくましい一面を見せるきっかけになった作品でもある。

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