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「ディープやオルフェを上回る“あの男”が帰ってくる」 どこよりも早い!? 2016年‐競馬展望

douramente.jpgドゥラメンテ(JRA公式サイト)

 昨年末の競馬界はゴールドシップを始めとした名馬が次々と引退を表明し、今年の勢力図は大きく変化することとなった。そこで今回は5日の東西金杯から始まる2016年の展望を「中長距離、牝牡クラシック、短距離、マイル、ダート」と5つの路線に分けて占ってみた。

・ディープやオルフェを上回る“あの男”が帰ってくる――古馬中長距離編

 主要G1レース◇天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念

 ゴールドシップという核が抜けた古馬中長距離路線は、宝塚記念と天皇賞・秋を勝ったラブリーデイに、ジャパンカップを制したショウナンパンドラが続く形。

 ただ、2頭とも春の天皇賞は回避が濃厚となり、今年2着のフェイムゲームと菊花賞馬のキタサンブラック、それに有馬記念で2着したサウンドオブアースが人気を集めることになりそうだ。新興勢力の中心は、やはり暮れの香港で大仕事を果たしたエイシンヒカリ。その軌跡を悲運の名馬サイレンススズカに重ねるファンも多く、鞍上が武豊ということもあって、来年も常に大きな期待を背負うことになるだろう。

 しかし、そういった古馬の王道路線に激震を走らせる存在が、満を持してカムバックする。
昨年の春、皐月賞と日本ダービーを圧勝したドゥラメンテである。皐月賞と日本ダービーを制した際、JRAが付けたレーティング(競走馬の能力を数値化したもの)は過去最高を記録。言い換えればディープインパクトやオルフェーヴルを上回っていたということだ。

 つまり、順当ならば2016年の競馬はドゥラメンテ一色。すでに故障は完治しているらしく、来春の復帰に向けての調整が進んでいる状況だ。しかし、ドゥラメンテは今年の日本ダービー後に骨折して以降、まったくレースをしていない。したがって、今春の輝きをそのままに復帰すれば、史上最強の走りを再び拝めるかもしれないが、逆にそれが嘘のように輝きを失っている可能性もあるのが、競馬の難しいところだ。

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