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週刊誌スクープ大賞

“SMAP解散”を伝える大手メディアの大愚行「ファンこそが、彼らを守ってやるべき時」

motoki0118『週刊新潮(1/21号)』(新潮社)中吊り広告より

今週の注目記事・第1位
「4対1に分裂!『SMAP』解散への全内幕」(「週刊新潮」1/21号)

第2位
「<12月23日天皇誕生日の夜に「お呼び出し」>美智子さまが雅子さまを叱った!」(「週刊文春」1/21号)

第3位
「ゲス乙女<川谷絵音(27)>の妻 涙の独占告白」(「週刊文春」1/21号)

第4位
「<呪われた東京五輪>滝川クリステル著書にパクリ疑惑!」(「週刊文春」1/21号)

第5位
「爆騰する日本株 これからが本番だ!」(「週刊ポスト」1/29号)
「日本株大暴落のXデーは3・16」(「週刊現代」1/30号)
「お屠蘇気分を吹き飛ばした『株安』底値の検討」(「週刊新潮」1/21号)

第6位
「知らなかった『力士の給料』番付 横綱になれば1億円超、新入幕力士でも1716万円!」(「週刊ポスト」1/29号)

第7位
「【世界の敵】130kgの狂気のモンスター 金正恩はまもなく殺される そして北朝鮮は崩壊、日本もただではすまない」(「週刊現代」1/30号)

第8位
「『クロ現』降板 国谷裕子を毛嫌いしたNHKのお歴々」(「週刊文春」1/21号)

第9位「NHK朝ドラでブレイク!『ディーン・フジオカ』はどこの国の人?」(「週刊新潮」1/21号)

番外 現代とポストのSEXグラビアと記事、どっちが勝ったか!

 年が改まったからではないが、今週は書く順番を変えてみたいと思う。現代やポストの「死ぬまでSEX」特集のように超マンネリ化しないために、今週は1位から紹介していく。

 忙しい皆さんに、重要な記事から読んでもらうための「親心」からだが、編集長よろしいですか?

 まずは、スポーツ紙やワイドショーにとっては干天の慈雨になった超アイドルグループ「SMAP」の解散騒動からいこう。

 先週はベッキーの不倫愛で文春が話題を独り占めにしたが、今週は新潮がスクープで抜き返した。こうでなくちゃ週刊誌は。

 死ぬまでSEXとヘアヌード・グラビアに全力を注ぎ込んでいる現代、ポストの諸君! 悔しくないのかね。

 新潮は、国民的アイドルSMAPがジャニーズ事務所との契約が切れる9月に解散すると報じたのである。

 もともと、SMAPを巡るトラブルを最初に報じたのは文春だった。文春は、昨年1月29号で「ジャニーズ女帝 メリー喜多川 怒りの独白5時間」として、メリー喜多川氏とマネージメント室長の飯島三智氏とがSMAPを巡って大戦争を繰り広げていると書いた。

 飯島氏はSMAPを育て上げSMAPの5人も慕っているから、キャスティングに携わるテレビ局関係者にとって飯島氏の存在は大きくなっているというのだ。

 だが、芸能界きってのやり手であるメリー氏の力は絶大だ。「ジュリー(メリーさんの娘で副社長)以外に誰かが派閥をつくっているというのなら、許せない。飯島を注意します。今日、(飯島氏を)辞めさせますよ」といい切る。

 早速、メリー氏は飯島氏を呼びつけ、彼女は困惑しながらやってくる。その彼女にメリー氏はこう迫る。

「飯島、私はこう言いますよ。『あんた、文春さんがはっきり聞いているんだから、対立するんならSMAPを連れていって今日から出ていってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ」

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