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モー娘。“ズッキ”鈴木香音が、またも米ファンをロックオン! アイドルグループに求められる“違和感”とは

413CaNV7BxL.jpg『greeting 鈴木香音』

 モーニング娘。’16が、米国テキサス州ヒューストンで先週末に行われたコンベンション『ANIME MATSURI』内でスペシャルライブを行い、今春での卒業が決まっている「ズッキ」こと鈴木香音が、一番人気のメンバーとして熱い声援を集めたことが話題となっている。

 鈴木といえば、そのふくよかな体形がネット上で話題となり、日本では「NGなし」のアイドルとして自虐ギャグを披露することで知られている、いわばグループ内の“お笑い担当”だ。しかし、海外での受け止め方は異なるようで、鈴木はまさに“アイドル”として強く支持されている。

 日本のポップカルチャーを世界に発信するクール・ジャパン戦略において、アイドルカルチャーもまた重要なコンテンツとされているが、アメリカでは未成年を性的に搾取するコンテンツと見る向きもあり、「VICE News」などのニュースメディアでは、AKB48らがたびたび痛烈な批判にさらされてきた(参考:In Japan, Teenage Girls Folding Paper Cranes Has Taken on a Whole New Meaning/https://news.vice.com/article/in-japan-teenage-girls-folding-paper-cranes-has-taken-on-a-very-different-meaning)。そうした状況を打開するためのヒントが、鈴木の人気にはあるという。

「鈴木加入時のプロデューサーであるつんく♂は、アイドルグループを結成する際、必ずひとりは、そのルックスだけでインパクトを残せるメンバーを加入させているといいます。パッと見た時に同じような顔立ち・体形の美女ばかりだと、人の目は惹きつけられないんですね。しかし、鈴木のようなメンバーがいると、鑑賞者はその違和感が気になり、つい目で追ってしまう。しかも、見ているうちにじわじわとその魅力がわかり、気づけばハマってしまうわけです。アメリカで鈴木が受けているのは、向こうではグラマラスな体形が好まれるということもあるでしょうが、それ以上に、メンバーそれぞれの個性を楽しむというアイドルカルチャーの醍醐味を最も体現しているのが、鈴木だからではないでしょうか。日本語が伝わらないからこそ、外見の個性はより際立つと思います」(音楽業界関係者)

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