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女の戦いは“肉弾戦”!? 視聴率微増の日テレ『黒い十人の女』アクションドラマに方向転換か

kuro101104.jpg日本テレビ系『黒い十人の女』番組サイトより

 脚本家・バカリズムが、不倫に走る女たちの“ドロドロ”を描く日本テレビ系深夜ドラマ『黒い十人の女』。3日深夜放送の第6話の視聴率は、3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と微増。一度落ち込んだものの、順当に巻き返しています。

 前回、テレビプロデューサー・風松吉(船越英一郎)の9人目となる愛人が判明。満を持して登場したのは、局の受付嬢・神田久未(成海璃子)の親友で、エステティシャンの文坂彩乃(佐野ひなこ)でした。これで、本妻の風睦(若村麻由美)を含む“10人の黒い女”が出揃ったことになります。

 実はこの文坂、神田より先に松吉と関係を持っていました。そうとも知らず文坂に不倫の相談をしていた神田は、こちらも愛人で舞台女優・如野(水野美紀)のおせっかいによって2人の関係を知ると、完全に激怒。薄汚れたガード下に文坂を連れ出します。

 なんとか言い分を聞いてほしい文坂でしたが、神田は思いっきり勢いを付けてジャンピングソバット! 吹き飛んだ文坂が立ち上がると、さらに、きれいに背筋の伸びた高角度からのブレーンバスター! 決まりました! しかし、これで一発ノックアウトかと思いきや、文坂も鼻血を垂らしながら応戦。女2人の決闘は熱を帯びてきました。

 勢い込んでマウントに入ろうとする文坂に対し、神田はガードポジションで応戦。下から腕を取ると、するりと三角締めに入りました。これには、うかつにも2人を引き合わせてしまった如野も大興奮! 思わず「極まった! これ極まった! ギブ!?」とレフェリー役を買って出たり。

 文坂はギブアップどころか、渾身の噛みつきで神田の三角締めを振り払い、仁王立ち。地面に背を着けたままディフェンスに回った神田に襲い掛かろうとし、視聴者が「アレ? これなんのドラマだっけ?」と思い始めたころに、ようやく如野が仲裁に入りました。なんだかんだあって、3人は「悪いのは、あの風なんだから」という結論に落ち着くことに。神田と文坂は、すっかり仲直りしたようです。拳を交えた者同士の友情は、やはり美しいものです。

 一方、松吉の部下としてAPを務める愛人・弥上(佐藤仁美)は、松吉をひとり占めしようと暗躍中。若手女優・相葉(トリンドル玲奈)を蹴落とそうと、相葉のマネジャーで愛人の長谷川(ちすん)に釘を刺しつつ、松吉を食事に呼び出すと「APとして言います。商品である相葉とは別れたほうが正しい」と説得します。

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