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ノンスタ井上裕介“ひき逃げ”事件の真相を笑い飯・哲夫が暴露! 被害者を「極悪」と非難し謝罪

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 NON STYLEの井上裕介が起こした“ひき逃げ事件”。警視庁からの情報と吉本興業の主張に食い違いが生じるなど、不明瞭な部分も多いこの事件について、井上や同乗していたスーパーマラドーナ・武智の友人だという笑い飯の哲夫が、真相を語った。

 11日夜、乗用車でタクシーを追い越した際、タクシーの右前部と井上の車の左後部が衝突し、タクシー運転手の首や腰に全治2週間のけがを負わせた井上。警視庁によれば、井上は事情聴取で「事故を起こしたことが世間に知られたら、大変になると思った」と供述しているということだったが、吉本興業は12日に「怖くなって逃げたという事実はない」「何かに当たったかもしれないとは思ったが、後ろにいたタクシーの運転手が降りてくることもなかったので、接触時は事故だという認識はなかった」と反論。さらに、13日、吉本興業が正式コメントを発表。そこには、「前を走っていたタクシーを追い越そうとした際に同車に接触したかもしれないと認識しておりました」と書かれており、接触物が“何か”から“同車”に変わっていた。

 この事件について、15日のラジオ番組『笑い飯哲夫の明るく楽しいニュースシャワー』(MBSラジオ)に出演した哲夫は、「友だちなんで、ほんまのだいたいこんなんやっていうのは知ってる」と断言。哲夫の説明によれば、車線変更時にタクシーに衝突したことを、井上は気付いていなかったが、武智は気付いていたといい、武智は2度にわたり「擦ってるのでは?」「言ったほうがいいのでは?」と井上に助言したという。しかし、赤信号を待っている際にも、後ろにつけていたタクシーが何もアクションを起こしてこなかったため、井上が「何も言ってこないから、大丈夫だろう」と判断。確認しようとせず、そのまま走り去ったのだという。

 さらに、哲夫は「普通ぶつけられたら言いますもんね。プププー(クラクション)とか、パッシングしたり」と、タクシー側の非を挙げたほか、「本人(井上側)もぶつけたのかどうかわかってないにもかかわらず、(タクシー運転手は)病院に行って、全治2週間だというようなことを言うてるんですよね。これね、何が一番悪いかってね、ちょっとだけぶつけられて、『いったいわあ、首むちうちなったわ~』て言うてくるやつ。これ“極悪”なんすよね。それでお金をもらおうとしてる」「あくどい」などと非難した。

 この約40分後、哲夫は番組内で謝罪。しかし、道交法に定められた「救護義務」についての説明が“抜けていた”ことと、被害者が実際は無傷であるかのような誤解を与えてしまったことについては謝罪したが、その他の発言については訂正しなかった。

「哲夫はおそらく、武智から聞いたことをそのまま話したのでしょう。哲夫はラジオで、井上を庇うというよりも、同乗していた武智を最後まで庇っている印象でした。しかし、今回の哲夫の口ぶりでは、井上や武智が『大してケガもしてないのに、金欲しさに~』と被害者を悪く言っているとも捉えられかねない。かわいがっている後輩を擁護したいのはわかりますが、哲夫の身勝手な行動に吉本が黙っているとは思えない」(芸能記者)

 一方、日本テレビは、「事故後、一度も車を止めることなく、現場から走り去っていた」と報じており、情報が錯綜している今回の事件。とはいえ、法律上、「当て逃げ」ないし「ひき逃げ」であることは変わりないだろう。

最終更新:2017/06/13 20:10
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