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Kis-My-Ft2横尾渉が、まさかのブレーク間近!? 舞祭組の“華麗なる逆襲”

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どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 1月12日に放送された『プレバト!!』(MBS/TBS系)の視聴率が14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、関東レギュラー1時間放送において番組史上最高視聴率を更新したことがわかった。
 
 同番組は、タレントの隠れた才能を発掘し、査定するバラエティ。俳句指導・夏井いつき先生の辛口採点が好評で、彼女のダメ出し見たさにチャンネルを合わせる人も多い。
 
 そんな人気番組で「覚醒」したのが、アイドルグループ・Kis-My-Ft2の横尾渉だ。ジャニーズの先輩・中居正広プロデュースのもと、キスマイの後ろ4人で結成した「舞祭組」(ブサイク)の一員であるが、歌が超絶ヘタであることから、あの中居クンにさえ「師匠」と呼ばれるほどの「ポンコツ」ぶりを誇っていた。

 しかし、ここにきて横尾が謎の大躍進! 『プレバト!!』では梅沢富美男、藤本敏史(FUJIWARA)、東国原英夫とともに「俳句四天王」として君臨、さらに冠番組『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)では絶対王者・藤ヶ谷太輔につける2位の勝率を誇っている。いったい横尾に、何が起きたのか!? 
 
 横尾と『プレバト!!』の歴史は長い。初登場は2年前の2015年7月16日。このときのお題は「夏の海と江ノ電」だった。これに対し彼は、「サングラス 外して対す 海の青」という句をひねり出す。これはメンバーに向けて、「せっかく海に来たんだから、サングラスを外して自分の目で見ようよ」という思いを詠んだというのだが、あの夏井先生をして「作り方・言葉の選び方・言葉を置く位置……大変うまい!!」と言わしめたのだ。
 
 同番組でのキスマイの出演数は、横尾が最多の13回(今年1月5放送分まで)で1位。続いて千賀健永、二階堂高嗣、北山宏光、宮田俊哉と続く。これらは先ほど挙げた「舞祭組」の面々だ。対して玉森裕太は、たったの1回。制作者側としては、すでに人気の、しかも華のあるメンバーを出すより、目立たないメンバーに光を当ててスターにさせたいとの思いがあるのだろう。なおかつ、番組の雰囲気を壊すことがないジャニタレであることが条件(ジャニーズ事務所というブランドは、テレビマンにとっていまだに惹きがある)。それは、他のグループを見回しても、なかなかいない。つまり「舞祭組」が適任だったわけだ。

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