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「ギャラは水谷豊より上だった」自分にもスタッフにも厳しかった渡瀬恒彦さん、その後釜は……?

「ギャラは水谷豊より上だった」自分にもスタッフにも厳しかった渡瀬恒彦さん、その後釜は……?の画像1東映マネージメント公式サイトより

 今月14日に多臓器不全で亡くなった俳優・渡瀬恒彦の遺作となった二夜連続ドラマスペシャル『そして誰もいなくなった』(テレビ朝日系)の第一夜の平均視聴率は15.7%、第二夜は13.1%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことがわかった。

「撮影は亡くなる1カ月前まで行われていたそうです。渡瀬さんは、兄・渡哲也さんに比べてコンスタントに仕事をしていましたし、自分にもスタッフにも厳しいことで有名でした。そのため、昔一緒に過ごした叩き上げの助監督たちは、相当悲しんでるようです」(テレビ局関係者)

 十津川警部に代表されるような2時間ドラマにも、数多く出演していた渡瀬。

「演出に関しても『なぜ、この演出なのか?』という問いに答えられない人はボロカスに言われてました。その分、ちゃんと理にかなった演出する監督には、全幅の信頼を寄せてましたね。実際、渡瀬さんのギャラは、あの水谷豊さんよりも高かったですから。それもご本人はわかっているから、ギャラ以上の仕事を、ということで、若手の教育もやっていたようです」(芸能事務所関係者)

 渡瀬亡きあと、東映も次の柱を探さなければならない。

「水谷さんの『相棒』(テレビ朝日系)は別として、渡瀬さんのポジションには内藤剛志さん、内野聖陽さん、上川隆也さんの名前が挙がっています。実績からいうと内野さんが後釜になるんでしょうけれど、彼は舞台をやることも多いので、今は上川さんが最有力候補のようです。とりあえず、彼のシリーズ作『遺留捜査』(テレビ朝日系)を、東映とテレビ朝日はプッシュしていく方向のようですよ」(番組スタッフ)

 東映とテレビ朝日の判断やいかに──。

最終更新:2017/03/29 06:00
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