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竹野内豊と倉科カナの結婚、なぜ「妨害」が起こるのか? 根底に「独身のほうが価値がある」

 5月22日、ボンベイ・サファイア「PRIME MOMENT Bar」オープン記念発表会に倉科カナ(30)が出席。「週刊新潮」(新潮社)に竹野内豊(47)と半同棲状態&結婚間近と報じられたことを受け、イベントは厳戒態勢で行われていたという。トークショーが終わった後に囲み取材を受けることになった倉科カナだが、事前にPR関係者は「質問はイベントに関することだけでお願いします。バラエティーじゃないので、“フリ”じゃないですから」と何度も釘を刺していたそうだ。結局このイベントで倉科カナが交際に関して発言することはなかった。

 「週刊新潮」の記事によると、2人は3年半交際を続け、現在は半同棲中で結婚は秒読みの段階。6月22日に入籍するとも推測されていたが、双方の事務所は「そのような事実はございません」と否定している。

 人気者同士ゆえ、過剰なまでにガードされる2人だが、事務所がピリピリする大きな理由は竹野内サイドの「結婚後も人気を維持できるだろうか」という苦悩があるようだ。入籍を発表した場合、“竹野内ロス”と騒がれ、福山雅治(49)や西島秀俊(47)の結婚も大騒ぎになったが、それに匹敵する事態となるだろう。だがここ数年で、福山と西島をはじめ、堤真一(53)、戸次重幸(44)、田中哲司(52)、吉井和哉(51)、伊藤英明(42)など何人もの男性芸能人が、竹野内豊と同じく年の差婚を果たした。いちいち“ロス”が騒がれもするが、たとえば西島秀俊は現在も人気を維持、そのほかの男性たちにしても結婚の影響で仕事が減ったということはない。そもそも私生活での慶事が、仕事を左右するという感覚には首を傾げざるを得ない。

 倉科カナについても、事務所が「結婚をすると人気が下がりそう」と懸念しているふしがあるのだろうか。最近「結婚間近」と報じられたケースとして、桐谷美玲(28)と三浦翔平(29)の例がある。2人も6月に結婚すると報道されていたが、双方の事務所がはっきり否定。その理由として、結婚によって桐谷の仕事が減ると事務所が考えていると報じられた。なかなか奇妙な理屈ではないだろうか。

 本当に女優は結婚すると仕事が減るのだろうか。木村文乃(30)は人気上昇中の2016年11月に結婚したが、以後も映画やドラマに引っ張りだこで、女優としての「格」をさらに上げている。映画化もされた実写ドラマ『伊藤くん A to E』(TBS系)で主演を務め、超高視聴率ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)では榮倉奈々(30)に代わって新ヒロインに抜擢された。

 2010年に結婚、2016年に離婚した満島ひかり(32)も同様に、結婚している期間に仕事が舞い込み続け、今やトップ女優の仲間入りを果たしている。また、離婚が悪影響を及ぼしてもいない。昨年入籍し現在妊娠中の佐々木希(30)にいたっては、結婚後のほうが好感度は高くなった。桐谷美玲や倉科カナに関しても、悪い影響が出るとは考えにくいのである。もし、業界および複数の芸能事務所に「独身女優のほうが既婚女優より高い付加価値を持っている」という共通認識があるとしたら、それこそがおかしい。CM契約などのために結婚時期を調整するのは良いが、タレント価値のために結婚が制限されることには違和感しかないのである。

(ボンゾ)

最終更新:2018/05/27 07:15
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